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【カフェ×〇〇】絶対行きたい!札幌の個性派カフェ5選【お寺・謎解き・etc…】

豆からこだわる自家焙煎カフェやスイーツや景色が自慢のお店など、数多くのカフェが集まる札幌のまち。
その中でも、店内すべてがプロジェクションマッピングに包み込まれた一軒お寺の中にあるカフェなどひときわ個性溢れるお店をセレクト!
新しいお気に入りのスポットや、カフェ好きでも知らなかったお店がきっと見つかりますよ!

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アウトドアカフェ ヨッシーベース

「喧騒を離れてのんびりしたい」「気軽にアウトドアを楽しみたい」そんな方にぴったりなのが「アウトドアカフェ ヨッシーベース」。
【18歳以上限定】【同一時間帯2組限定】の、まさに“大人の隠れ家”です。

入場料金(1,200円/1h)で焚火無料ドリンクが楽しめるほか、焚火フランクなど魅力的なメニューが揃います。

今回は、2時間で「火起こし体験」「窯焼きピザ(1名につき1枚)」「焚火焙煎珈琲」がセットになった「スペシャルプラン(2名利用の場合、1名あたり3,500円)」を体験。

まずは火起こしから。
キャンプインストラクターの資格を持つオーナー・ヨッシーさんが親切丁寧に教えて(時には手助けして)くれます。

続いて、完成した焚火で焙煎します。
初めて見たコーヒーの生豆。当然ですが、この時点では全くの無臭です。

一杯のコーヒーを飲むために、火を起こし、焙煎し、豆を挽く。まさに贅沢の極み
自然の美味しい空気も手伝って、コーヒーが苦手な私でも美味しく頂けました。

ここで、「山盛りメスティンポップコーン(400円)」を追加で注文。

バーナーで温めると、ポンポンという心地よい音が。
大成功だと山盛りになるそうですが…残念ながら今回は中盛りでした。
でも美味しくて大満足です!

当初は裏メニューだったところ、常連さんの人気により通常メニューになったのだそうです。

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常連さんに感謝です(きょんさつと無言でポップコーンを貪りながら)

窯焼きピザは、生地にソースとたっぷりのチーズを載せ、300℃以上ある窯の中へ。
均一に火が当たるよう、時々ピザを回して方向を変えます。

ヨッシーさん指導の下、最高の焼き加減で完成。


実はこちら、YouTubeの動画撮影スタジオとしてヨッシーさん自身が使用するために、いわば「ネタとして」土地を購入し、開拓したのがはじまり。

遊びに来た友人たちに焙煎珈琲などを振舞っていたところ、「普段キャンプはしないけど、これは楽しい!」と好評だったことから、ヨッシーベースがオープンしました。

やって来る方は普段キャンプをしない方がほとんど。
自然に囲まれているのにバス停が目の前という立地から、女性や学生など車を持っていない方が多いのも特徴だとか。

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バスで行く場合は、バスに合わせて予約時刻を設定してくれます。
冬はまた違った景色が見られそう!

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スポット概要

名前アウトドアカフェ ヨッシーベース
住所札幌市南区中ノ沢1776-22
電話番号050-3562-7117
料金入場料金 1,200円/1h(焚火、無料ドリンク付き)
その他お得なセットプランあり
営業時間12:30〜22:00
予約時刻は以下6枠【12:30/14:00/15:30/17:00/18:30/20:00】
休みなし
予約以下InstagramのDMまたは公式LINEから
HPhttps://www.instagram.com/yossybase.nakanosawa/ ※公式Instagram
https://page.line.me/074kzcpl ※公式LINE
バス停じょうてつバス「中の沢」(終点)から徒歩2分
行き方【真駒内駅から】「真駒内駅」から南90 中の沢ゆき(⑦のりば)

藻岩下BRICK by ClaGla(クラグラ)

札幌発のボードゲームと謎解きのメーカー「ClaGla」が運営する、藻岩山のふもとにあるカフェが「藻岩下BRICK by ClaGla」。
レンガ造りのオシャレなこのお店、1階がカフェで2階はClaGlaの事務所になっているのだとか。なんて素敵な職場なのでしょう…

店内は焙煎の様子が見られるカウンター席や、外の光が暖かなサンルームなど約27席。
ウッドデッキ席もあり、夏には目にも眩しい緑を、秋には紅葉を眺めることができます

ゲームメーカーが運営しているため、さまざまなボードゲームを楽しむことが可能。
中でもオススメは、シリーズ累計25万部以上というClaGlaの大ヒット作『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』。
配られたカードを組み合わせてプロポーズの言葉を送りあうというパーティーゲームで、少し気恥しくも盛り上がること間違いナシ!な内容。
また、自社のゲーム以外にも各国の人気ボードゲームを揃えています!

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金曜日の夜には定期的に相席やボードゲームの持ち込みOKのイベント「Friday Board Game Night」も行っています!こちらはHPやSNSなどをチェック!

また、各種ボードゲームは販売をするほか、北海道のゲーム作家による謎解きゲームも体験できます!
1~3人で協力プレイも可能で、簡単なものであれば15~20分、右写真の「海賊船ヌーメニア航海記(体験料1,500円)」では40~70分がプレイ時間の目安です!

自家焙煎の「BRICKブレンドコーヒー(750円、2杯目550円)」は中深煎りで、深いコクが特徴!
冷めてもおいしい、ボードゲームをしながら飲むのにぴったりなコーヒーです」と店長の友野さん。
また、ジューシーな「ホットドッグ(850円)」と「フライドポテト(450円)」はランチに食べるのにも、ボードゲームをしながらつまむのにもピッタリ!

また、遊び心あふれるコーヒーの飲み比べチャレンジメニューも。
飲み比べ探偵ゲーム-ミステリーコーヒーブレンドβ版(1,650円)」は3種類のコーヒーと、そのうちの2種類をブレンドした一杯を提供。どの種類の豆が入っているのかを推理します!

私も考えに考えて「この豆とこの豆のブレンドでは!?」と推理したのですが「銘柄は合っています!ですが、割合が残念ながら…逆です!」と友野さん。「こういう風に飲み比べてみると、コーヒーの奥深さも楽しみながら知ることができるのでは」。
普段何気なく飲んでしまっているコーヒー、たしかにここまで深くじっくりと考えながら味わったのは初めてかもしれません…

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豆の種類や割合は時期によって変わるので、何度チャレンジしても面白いですよ。
なお、お店は平日はお休みで土・日曜、連休時とFriday Board Game Night開催時の金曜夜が営業日です!

スポット概要

名前藻岩下BRICK by ClaGla(クラグラ)
住所札幌市南区藻岩下3丁目1-17
電話番号011-312-4105
営業時間9:30〜18:00(LO17:30)
休み月~金曜(土・日曜、連休時の祝日とFriday Board Game Night開催時の金曜夜が営業日)
HPhttps://brick-cafe.com/
https://www.instagram.com/brick_cafe/
バス停じょうてつバス「南34西11」から徒歩15分
行き方【札幌駅から】「札幌駅」から南54 南町4丁目ゆき・真駒内本町ゆき、または南55 硬石山ゆき・藻岩高校前ゆき(仮設のりば㉕)、「札幌駅北口」から南64 真駒内本町ゆき(のりば③)
【真駒内駅から】「真駒内駅」から南4 市立病院前ゆき(のりば⑮)、または南54 札幌駅ゆき(のりば⑮)

another world cafe 青空の下で

2023年2月にオープンしたばかりの「another world cafe 青空の下で」。
店内を包み込むように映し出されるプロジェクションマッピングにより、まるで夢の世界に迷い込んだような空間が広がっています。

プロジェクションマッピングは通常の15種類に加え、シーズンごとに追加される期間限定のものも。
今の時期はハロウィンバージョンの映像が流れていました。

ワンドリンクオーダー制なので、各自ドリンクの注文が必要です(各自2杯目からは半額!)。
メニューの注文は、テーブルに置かれた二次元コードを読み込んでスマホから。

※一部商品は対象外

ドリンクは、サメのグラスがかわいい「バタフライピー(アイス、800円)」と、見た目も爽やかな「青空ゼリードリンク(1,000円)」を注文。

※撮影用に通常の照明にしていただきました

マメ科の植物・バタフライピーの青い花を使ったハーブティーです。
このドリンクにハチミツを加えると…なんと、青から紫色に!グラデーションがとても綺麗です。

※映像はブレブレかつ終始ピントが合っていません(土下座)

青空ゼリードリンクは、パッションフルーツ味のゼリーの上にヨーグルトクリームが載った、見た目に負けじと爽やかな味でした。

期間限定メニューの「かぼちゃうさぎのさつま芋パフェ(1,300円)」。

かぼちゃのクリームやクッキー、芋けんぴなど、ほっこりした甘みで秋を感じる味覚満載のパフェでした。

きょんさつ

うさぎさんが可愛すぎて食べるのがかわいそうです…ちなみにお尻側から食べる派です

映し出されるプロジェクションマッピングと融合して、これ以上ないほどの最高の映え空間がテーブル上に爆誕しました。

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開くと光るブック型のライトも大変良い仕事をしてくれています

店内には壁一面にプロジェクションマッピングが映し出されていたり、ミラーが置いてあったりと、“映え”スポットばかり。
他のお客様の迷惑にならないよう、お気に入りのスポットで撮影してみてくださいね。

客層は10~20代の女性や主婦が多いそうですが、カップルや男性同士の来店もあるとのこと。
また、青が「推し色(=応援しているアイドルなどを連想させる色)」のファンが「推し活」でやってくることも!青空がモチーフになっているお店ならではですね。


アクセスは、琴似バスターミナル・地下鉄琴似駅から徒歩2分の好立地。
マンションなどが立ち並ぶ通りに建つビル(1階は焼肉屋さん)の階段を上って、3階にあります。

スポット概要

名前another world cafe 青空の下で
住所札幌市西区琴似1条4丁目4-27 NYビル3階
電話番号011-803-5012
営業時間【火~金】12:00〜19:00 【土・日】11:00~19:00
※最終入店は閉店の1時間前
休み月曜
HPhttps://aoshita.com/
https://www.instagram.com/aozora_no_shitade/ ※公式Instagram
バス停「地下鉄琴似駅前」(琴似バスターミナル)から徒歩2分
行き方【バス】(新川・新琴似方面から)西48・西49 地下鉄琴似駅前ゆき
※その他、各方面からJR北海道バスも。詳細は公式サイト(こちら)へ
【地下鉄】東西線・琴似駅③出口から徒歩2分

寺カフェ はなれ

円山と藻岩山の間にある、双子山地区の住宅街に建つお寺「双子山 地蔵寺」。
1930(昭和5)年に、現在は夜間急病センターなどがある大通西19丁目で開山し、1956年にこの場所に移転しました。

このお寺の奥に併設され、お檀家さんや近隣の方に親しまれているのが「寺カフェ はなれ」。
正面玄関から靴を脱いで境内に入るため、ちょっと敷居が高く感じるかもしれませんが、「気軽にいらして下さい」とご住職の滝吉さん。

カフェはテーブルや座敷が配され、和モダンで落ち着いた雰囲気。
外の光が差し込む窓からは和風庭園も眺めることができます。

コーヒーや紅茶はお檀家さんのご親類が代表を務める「宮越屋珈琲」のものを使っており一杯300円から。
「宮越屋さんの豆のコーヒーを300円でお出ししているのは、うちだけではないでしょうか。これもご縁があってのもので、ありがたいですね」と滝吉さん。
じっくりと焙煎されたコーヒーは、写真の「カス寺(かすてら)セット(500円)」のほか「寺ミス(ティラミス)セット」や「アイスクリームセット」などのスイーツセット(各500円)とも好相性です。

また、お寺ならではの人気メニューが「写経・写仏体験(1,000円)」。
写経というとハードルが高そうなイメージですが、和紙に薄く書かれたお手本を筆ペンでなぞって書写するため、気軽に体験することができます!

お経を一文字一文字書き写していくと、無意識のうちに背筋が伸びて気持ちが引き締まります
文字に集中することで無心になれるのはもちろん、たとえ意味を知らなくても真言を写すことが功徳に繋がるのだそう
合間に一息ついてコーヒーを口にすると、雑念が消えたおかげか味わいもより深く感じられました!

なお、お会計は本堂にあるお賽銭箱に入れるというシステム。これもお寺ならでは…なのでしょうか?
そして写経の代金は自然災害などへの支援金にあてられます!

ちなみに、この本堂には札幌最古の石造り地蔵「札幌開拓延命地蔵尊」が祀られています。
開拓使が札幌本府の建設を始めたのが1869(明治2)年で、開拓の安全を願いこのお地蔵さまが建立されたのは1871年のこと。

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札幌が作られたのとほぼ同じ時期に建立され、150年以上にわたって街を見守ってきたお地蔵さま。
とっても穏やかな表情に気持ちも癒されるはず。ぜひお参りしていきましょう!

スポット概要

名前寺カフェ はなれ
住所札幌市中央区双子山1丁目10-12(地蔵寺内)
電話番号011-206-0870
営業時間11:00〜16:00
休み月~水曜
HPhttp://teracafe.jizouji.jp/
バス停ジェイ・アール北海道バス「界川」から徒歩5分
行き方【円山公園駅から】円山公園駅」から円13 旭山公園前ゆき、または循環円10、13 円山公園駅前ゆき(各のりば①)
【中島公園駅から】「中島公園駅」から循環啓56 啓明ターミナルゆき(のりば②)

キッズパークカフェ WA-WA-’S(ワーワーズ)

2022年に羊ヶ丘通沿いにオープンした「キッズパークカフェ WA-WA-’S」は、「子どもも大人も楽しめる」カフェがコンセプト。
店内はアスレチックや積み木などさまざまな遊具やおもちゃが揃ったテーマパークになっています!

お店のシステムは少し変わっており、まずは入口でスリッパに履き替えて料金などの説明を受けます。
こちらは入場料金400円+食事のワンオーダー制(遊具のみの利用は500円)
また、1歳~小学生6年生までの子供は土・日曜、祝日のみ2時間以降延長料金があるなど、ちょっと複雑です。
詳細はスポット概要のデータ部分や公式HPでご確認を!

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なお、大人だけでの利用ももちろん大歓迎。
異業種交流会や占い、着物の着付けなどのイベントも行っていますよ!

店内はテーブルスペースや小上がりの「おっちゃんこスペース」、お家のような形の「わいわい小屋」など4種類あり約70席。
子供の年齢や好み、グループの人数に合わせた席を選ぶことができます。

オーナーの野澤さんが「のぼって、とんで、すべって」というコンセプトを考え特注した遊具は、と~っても大きな遊び場!
壁をよじのぼったりトランポリンで跳ねたり、グラグラとゆれるつり橋を渡ったりと、楽しみ方はさまざまです!

遊具の周りには足蹴りバイクで走り回れる「ゴーゴードライビングロード」が配置されており、ぐるぐると駆け回れば子供たちも大はしゃぎ!
「子供同士が自然と仲良くなるのはもちろん、それがきっかけでお母さん同士がお話をしたりと、親御さんもゆったり楽しんで交流を深められる場所です」と野澤さん。

カフェメニューも豊富で、今回は一番人気というスイーツ「ベリーベリーパンケーキセット(1,480円、単品1,280円)」を注文。
道産小麦を使いスキレットでふんわり焼き上げたパンケーキの上に、クリームとアイスがドーン!と乗った大ボリュームの一品です。

クリームの下のパンケーキはふわっふわでとっても優しい味わい。
ベリーもクリームもたっぷりで、シェアして食べてもお腹いっぱいになる量です!

このほか、十勝ハーブ牛のステーキやパスタ、ハンバーグなど本格的なメニューも数多く用意。
子供も口にするものなので、食材も私の出身の十勝のものを使うなどしています」と野澤さん。

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もちろん、「キッズハンバーグプレート(680円)」など子供向けのメニューもありますし、夜にはアルコールドリンクも登場。
子供を思いっきり楽しませながら、昼夜を問わずママ友や家族とゆっくり過ごせるスペースですよ!

スポット概要

名前キッズパークカフェ WA-WA-’S(ワーワーズ)
住所札幌市清田区美しが丘3条6丁目9-20
電話番号011-375-6588
料金大人:入場料金400円+食事またはドリンクワンオーダー、子供(1歳~小学6年生):入場料金400円+食事またはドリンクワンオーダー(土・日曜、祝日のみ2時間以降30分ごとに延長料金+200円)、0歳児は無料
遊具のみの場合は大人:500円(1日料金)、子供1時間500円(以降30分ごとに延長料金+200円)、0歳児は無料
営業時間10:00〜20:00(フードLO19:00、ドリンクはLO19:30、アルコールメニューの提供は17:00~)
休み無休
HPhttps://wa-wa-s.com/
バス停「美しが丘3条7丁目」から徒歩2分
行き方【福住駅から】福住駅」から福95 大曲工業団地ゆき、または三井アウトレットパークゆき(のりば⑤)


それぞれに個性たっぷりの5スポット、取材したライターたちも何度もリピートしたいオススメ揃いになったと自負しています!
ぜひぜひ(できればバスで!)足を運んでみてください!

※当記事の内容は2023年10月24日時点の情報です。

これさえあれば、どこへでも。

今いる場所から近いバス停の場所も、目的地までのバス路線も、バスの現在地も、すべてがこれ一つでわかります。

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