空知な休日 -のんびり赤平旅（後編）-

炭鉱の町、北海道赤平市をのんびり旅した後編です。
余裕綽々でスタートを切った777段への挑戦。
その先に見えたものは……。

前回の記事はこちら

空知な休日 -のんびり赤平旅（前編）-

北海道の秋がきた。天気も良いし、どこかでのんびり過ごしたい。そんな日にピッタリな空知スポットをご紹介します。北海道の中央にある24市町で構成される空知。その1つ。赤平市を秋晴れの休日にのんびり旅してきました。 […]

赤平ズリ山階段展望台

階段には砂利が敷き詰められていて足腰に優しい設計。
コースアウトしないようにしっかりロープで柵もつけられています。
そして気になるのは一段一段に段数が書いてある柱。
プレートには人の名前も。
これは、いったい？

希望してプレートの製作費を支払った方々の名前が入っているそうです。
スポンサーのようなものですね。
有名人の名前も発見する楽しみもあったり。
残念ながら現在は受付を終了しているとのこと。
「私も自分の名前いれた～い！」と思った方にはスミマセン。

肝心の階段登りですが、100段過ぎた頃から息が切れ。
300段目にはヘロヘロになりながらも休憩を挟みつつ、後ろは振り向かないよう一段一段登ります。
さぁ、登頂までもう少し。

777段目。ゴール（登頂までの所要時間：15分）

途中途中にベンチもあるので、体力に自信がなくてものんびり登れば大丈夫。
ゼェゼェと呼吸を整えてから後ろを振り返るとこの景色。

秋の空って高く見えますね。
山頂は展望台になっていて吹き抜ける風も気持ち良く、のんびりと時間を過ごせます。
『幸運の鐘』なるものも。
この鐘を鳴らすことができるのは登頂した人だけ。
もちろんガンガンに鳴らしておきました。

ちょっとリアルな感想↓↓↓

軽い気持ちで挑んだズリ山階段ですが、ある程度の覚悟を持って登ることをオススメします。
実際に途中で引き返してくる方も多いようです。
（私もなんど引き返そうと思ったことか…）
もちろんスニーカーがベストです。
そして普段の生活ではほぼ使わない筋肉たちが翌日あたりから悲鳴をあげます。

赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設（旧住友赤平炭鉱立坑櫓）

「もっと炭鉱の歴史を知りたい！」という方は、ズリ山階段の近くにある赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設へ。
炭鉱遺産の展示や、元炭鉱マンがガイドさんとなって解説してくれる見学ツアー（有料）もあります。
実際に立坑櫓（たてこうやぐら）の中まで見学することができます。

（この日は休館日だったため以前撮った写真をご紹介）

赤平オーキッド

最後に向かったのはこちら。
北海道を代表する胡蝶蘭（こちょうらん）の栽培・販売をしている会社です。
見たことがないような大きいハウスが田園の中にズラリと立ち並んでいます。
赤平は胡蝶蘭の生産地『北海道最大』と事前に知っていましたが、実際に見ると圧巻です。
※コロナ禍の現在、一般の方は直売所のあるハウスのみ入れます。

直売所の中には色とりどりの胡蝶蘭。
一度にこれだけの胡蝶蘭を見る機会はそうそうありません。

ご存知でしょうか？胡蝶蘭の花言葉

“幸福が飛んでくる“

写真：赤平オーキッド（株）様より

幸福が蝶のように飛んでくるということでしょう。
お祝いギフトとして定番なのも納得です。

世界初の天然の青・ブルージーンは目の覚めるような美しさ！

SDGsに配慮した、土に還る竹でできたエコな鉢も。

直売所ではさまざまな品種・色の胡蝶蘭が幅広く用意されています。
加えて、お洒落な部屋には必ずあるといっても過言ではない（？）エアープランツや多肉植物などの観葉植物も。
観る楽しみも選ぶ楽しみも充分に堪能。
お花好きなお母様を連れてきたら大満足なスポットに間違いなしです。

砂川ハイウェイオアシス館にも

直売所の数とまではいきませんが、砂川ハイウェイオアシス館でもお取り扱いしています。

館内にも飾っていますが、とにかく花持ちが良いのです。
一般に1か月ほどと言われる胡蝶蘭の花持ちですが、赤平オーキッドさんの胡蝶蘭は２～３か月は平気で花持ちします。（※おねむー個人の感想です）
砂川ハイウェイオアシス館にもぜひお立ち寄りください。

お洒落な革製品を見て
好きなものを食べて
運動して景色を見て
綺麗なお花に癒される。

空知な休日-のんびり赤平旅-でした。

※当記事の内容は2022年10月25日時点の情報です。