
雪が降り積もり、外を出歩くのもちょっと大変な今日この頃…
こんな季節にはインドアでできる体験がおすすめ!
バスでラクラクアクセスできる、札幌と小樽の工場見学&博物館スポットを5つ紹介します!

子どもはもちろん、大人も楽しめるスポットが盛りだくさん。
また、学校の長期休暇の自由研究にもいいかもしれません!
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日本人として初めてスコットランドでウイスキーづくりを学んだ竹鶴政孝氏。彼がウイスキーをつくるにあたって探し求めたのは、自らが学んだスコットランドと似た気候風土の土地でした。そして全国をめぐった末見つけ出したのが冷涼で湿潤、そし[…]
サッポロビール博物館(札幌市・東区)

日本で最も歴史のあるビールの博物館が「サッポロビール博物館」。
レンガ造りの風格ある建物は北海道遺産に認定! 明治開拓期の雰囲気を今に残します。

無料見学ゾーンの「サッポロギャラリー」では、多彩な展示でこれまでの歩みを紹介。
日本でのビール醸造のはじまりから、現在のサッポロビールまでに至る歴史をたどることができます。


また、有料のプレミアムツアーではブランドコミュニケーター(ガイドさん)付きで見学が可能。
6Kシアターを使ったビールの歴史物語の上映なども行い、自由見学よりもずーっと詳しくビールについて学ぶことができます!


ツアーの最後には限定銘柄・復刻札幌製麦酒と定番のサッポロ黒ラベルを飲み比べ(20歳未満の方やお酒が飲めない方にはジュースやノンアルコールドリンクも用意!)。
さらに、おいしいサッポロビールの注ぎ方も教えてくれます。

明治の味を再現したビールと現代のビール、どちらが好みか比べてみて!
そしてダイナミックな注ぎ方は、家に帰ったらすぐ真似したくなるはずです!
\サッポロビール博物館のより詳細な記事はこちらで!/
開拓期の雰囲気を今も残す「サッポロビール博物館」は、日本で最も歴史のあるビール博物館。ビールづくりの歩みを物語る、さまざまな資料を展示しています。館内は自由に見学できますが、予約制・有料で行われる「プレミアムツアー」ではガイド[…]
施設情報
名前 | サッポロビール博物館 |
住所 | 札幌市東区北7条東9丁目1-1 |
電話番号 | 011-748-1876 |
料金 | プレミアムツアーは大人:1,000円、中学生~20歳未満:500円、小学生以下:無料 自由見学は無料 |
営業時間 | 11:00~18:00(最終入館は~17:30、ミュージアムショップは~19:30) |
休み | 月曜(祝日の場合は翌日休) |
HP | https://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/ |
バス停 | 「サッポロビール園」または「北8条東8丁目」下車すぐ |
行き方 | 【札幌駅から】「札幌駅北口」から東63 東営業所ゆき(のりば②、北8条東8丁目)、188サッポロビール園・アリオ線 サッポロビール園ゆき(のりば②、サッポロビール園)、「札幌駅前」から循環88サッポロビール園・ファクトリー線 サッポロビール園ゆき(のりば③、サッポロビール園) |
福山醸造(札幌市・東区)

「福山醸造」は、道産子にお馴染み「トモエの田舎みそ」などを製造する醸造メーカー。
札幌の本社には大正時代から続く醤油工場があり、無料で見学することができます。


見学はおよそ1時間。工場を見る前に座学で醤油の歴史や材料などを学びます。
また、資料室では福山醸造の100年以上の歴史を物語る貴重な品々を見ることも!

座学と資料室の見学の後は、外に出て醤油の工場へ出発!
この赤レンガの蔵は1918(大正7)年に建てられたもので、今も現役で糀の発酵などを行っています。

工場の中はできたての醤油の甘い香りが漂い作業の音が響くなど、目で見るだけでなく五感で楽しむことができますよ!

直売所も併設しており、限定商品やスイーツ、糀を使った化粧品なども販売。
量り売りする醤油と味噌はどれも味見が可能で、厳選の道産素材で作られた豊潤な味わいにきっと驚くはず!
\福山醸造のより詳細な記事はこちら!/
トモエ印が描かれた醤油や味噌でお馴染みの「福山醸造株式会社」は1891(明治24)年創業と、130年以上の歴史をもつ老舗。「日高昆布しょうゆ」や「田舎みそ」、「道民の醤油」や「道民の味噌」などの商品を手に取ったことがある方も多[…]
施設概要
名前 | 福山醸造 |
住所 | 札幌市東区苗穂町2丁目4-1 |
電話番号 | 0120-120-280 |
料金 | 見学無料 |
営業時間 | 工場見学:10:00~、13:00~の2回 直売所:10:00〜16:00 ※工場見学は1週間前までに電話予約 |
休み | 土・日曜、祝日(工場見学・直売所ともに) |
HP | https://www.tomoechan.jp/ |
バス停 | 「北6条東17丁目」下車すぐ または「北6条東19丁目」から徒歩6分 |
行き方 | 【札幌駅から】「札幌駅前」から56 豊畑ゆき(のりば⑥、北6条東17丁目)、または「札幌駅北口」から東63 東営業所ゆき(のりば②、北6条東19丁目) ※のりば③からの東63 苗穂・北口線は市立病院行きのため注意 ほか、「JR苗穂駅」から徒歩18分、地下鉄東豊線「環状通東駅」から徒歩25分 |
雪印メグミルク 酪農と乳(にゅう)の歴史館(札幌市・東区)

雪印メグミルクは1925(大正14)年にバター造りから始まった乳製品メーカー。
その歩みや酪農と乳業の歴史に触れることができるのが「雪印メグミルク 酪農と乳(にゅう)の歴史館」。
見学は1営業日前までの予約制で、ガイドさんの案内付きでじっくりと貴重な資料や工場の様子を見ることができます。

展示室では実際に使われた、乳製品を製造するための機械をずらりと展示。
一番手前にある樽の形をした機械は手回し式のバター製造機で、創業当時に使用していたものです!

牛乳の製造工場も見学。さまざまな機械やパイプの中を通り、牧場から届いた牛乳を清浄・均質化・殺菌していきます。

たくさんの工程を経て、普段お店で見る牛乳が完成です。
こうして見ると、牛乳ってとってもハイテクな仕組みで作られているんだなあ、と感心させられます!

なお、見学の最初と最後に訪れるPR室には「勝源(カツゲン)神社」が鎮座。
受験やスポーツなどの大一番の験担ぎにピッタリなので、ぜひ参拝をしていきましょう!
\酪農と乳の歴史館のより詳細な記事はこちら!/
「北海道」と言われて思い浮かぶものは何でしょう?「雪」「海産物」「ジンギスカン」などさまざまだと思います。そのなかでも、これぞ北海道!と言えるのが牛乳。2022年は423万トンの生乳を生産しており、これは全国の生産量の半分以上[…]
施設概要
名前 | 雪印メグミルク 酪農と乳(にゅう)の歴史館 |
住所 | 札幌市東区苗穂町6丁目1-1 |
電話番号 | 011-704-2329 |
料金 | 見学無料 |
営業時間 | 9:00~17:00(見学は10:00~、13:00~、14:30~の3回開催) ※見学は1営業日前までに要予約 |
休み | 土・日曜、祝日 |
HP | https://www.meg-snow.com/fun/factory/sapporo/ |
バス停 | 「北6条東17丁目」下車徒歩5分、「北6条東19丁目」下車徒歩8分 |
行き方 | 【札幌駅から】「札幌駅前」から56 豊畑ゆき(のりば⑥、北6条東17丁目)、「札幌駅北口」から東63 東営業所ゆき(のりば②、北6条東19丁目) ほか、JR苗穂駅から徒歩20分、地下鉄東豊線環状通東駅から徒歩20分 ※のりば③からの東63 苗穂・北口線は市立病院行きのため注意 |
白い恋人パーク(札幌市・西区)

北海道銘菓の「白い恋人」や「美冬」などで知られるISHIYA。
そのテーマパーク「白い恋人パーク」では、お菓子の製造工程やチョコレートの歴史について学ぶことができます。

有料エリアにある「チョコトピアファクトリー」では白い恋人とバウムクーヘンの工場が眼下に!
大きな窓越しに製造工程を眺めることができます。

機械の上にあるディスプレイでは製造個数を表示。
眺めていると、どんどんと数が増えていきます。

その数、1分間に約165枚。つまり1秒で3枚弱が作られている計算!ものすごい早業です!

また、工場の製造ラインから後ろを向くと「白いこびと」たちが白い恋人を作る大型ジオラマが。
手元のハンドルを回すと動き出し、どうやって白い恋人ができあがるのかが分かります!


そのほかにも見どころ&体験はいっぱい!
「スタディベース・カカオポッド」ではプロジェクションマッピングテーブルを活用し、「観て」「知って」「味わって」チョコレートについて学ぶことができます。
また、スマホの写真を使ってオリジナルデザインの白い恋人缶を作ったり、自分だけのお菓子を作ったりなど盛りだくさんです!※別途有料体験あり

なお、2023年11月15日~2024年3月31日までは中庭で「白い恋人パーク スイートイルミネーション2023」を開催。
約10万球のイルミネーションが庭園を彩り、この時期だけのロマンチックな体験ができますよ!
\イルミネーションの記事はこちら!/
11月に入って一気に寒くなり、いつの間にやら冬の風情を感じる今日この頃。日没も早くなり、ふと外に目を向けたら雪が降っていたりして、ちょっと驚きます。 kato 暑すぎるのは嫌ですが、これから雪がこんもりと積もることを考えると[…]
施設情報
名前 | 白い恋人パーク |
住所 | 札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36 |
電話番号 | 011-666-1481(白い恋人パーク総合案内、10~17時) |
料金 | 無料(有料エリアは高校生以上800円、4歳~中学生400円、3歳以下無料) |
営業時間 | 10:00~19:00(有料エリアの最終受付は~16:00) |
休み | 無休 |
HP | https://www.shiroikoibitopark.jp/ |
バス停 | 「西町北20丁目」から徒歩5分 |
行き方 | 【札幌駅から】「札幌駅前」から高速おたる号(円山経由)(のりば①) ※高速おたる号北大経由は西町北20丁目を通過しないため注意を |

かま栄 工場直売店(小樽市)

小樽の街で長年愛される「かま栄」は1905(明治38)年創業の老舗かまぼこメーカー。
観光名所・堺町通りの裏手にある工場直売店は市内で一番大きな基幹店です。

店内では50~60種類のかまぼこを販売しており、北海道みやげなども充実。
そしてお店の奥には窓越しに工場見学ができるコーナーを設けています!

かま栄は道内に11店舗ありますが、商品はすべてここで製造。
原料の魚肉を練る、蒸す、形をととのえるなどの工程を間近に眺められます。


職人さんたちが機械を使って魚肉を練ったり、見事な手さばきでかまぼこの形を整えていきます。
「うちは職人の手作業の部分が多いんです。そのため、いろいろな形の製品がすぐに作れます」とかま栄営業部の福田さん。

2023年11月に発売した「烏賊の揚かまぼこ」も職人さんの技が光る商品。
「最初は普通のかまぼこだったのですが、せっかくだからイカの形にしよう、と企画したらすぐこの形にしてくれました」。

人の手で加工するからこそ、臨機応変な対応ができる…
機械も便利ですが、頼りすぎも良くないのかもしれませんね。


店内にはイートインスペースが併設されているので、作りたて&揚げたてのかまぼこをその場で食べることも可能。
おすすめを伺うと「パンロールが定番です」ということでそちらを注文。

「パンロール」は1962(昭和37)年に生まれたロングセラー(テイクアウト237円、イートイン242円)。
うすーいパンで包まれているため表面はサクサク、中はしっとり&ふんわり食感。ジューシーな味わいがたまらない!

工場の様子を見た後に味わう、できたてのかまぼこは格別!
パンロールのほかにも人気No.1という「ひら天」や直売店限定の「パンドーム」なども注目ですよ!
施設情報
名前 | かま栄 工場直売店 |
住所 | 小樽市堺町3-7 |
電話番号 | 0134-25-5802 |
料金 | 見学無料 |
営業時間 | 9:00~18:00(工場の作業は~15:00ごろまで) |
休み | 無休(工場は水・日曜休。また、~3月までは変則休となるためHPで確認を) |
HP | https://kamaei.co.jp/ |
バス停 | 「小樽駅前」から徒歩17分 |
行き方 | 【札幌駅から】「札幌駅前」から高速おたる号(のりば①) ※高速おたる号望洋台経由は小樽駅前で停車しないため注意を |

※当記事の内容は2024年1月5日時点の情報です。