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【札幌】「サッポロビール博物館」でガイド付き見学&限定ビールを飲み比べ!

開拓期の雰囲気を今も残す「サッポロビール博物館」は、日本で最も歴史のあるビール博物館。
ビールづくりの歩みを物語る、さまざまな資料を展示しています。

館内は自由に見学できますが、予約制・有料で行われる「プレミアムツアー」ではガイド付きで展示を解説。
6Kプレミアムシアターでのビールの歴史物語の上映や、ツアーでしか飲めない限定ビールも!

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美味しくビールの歴史を知れるプレミアムツアー、ビール好きには絶対に外せませんよ!

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自由見学だけでも十分楽しめる!

札幌中心部から少し外れた、苗穂エリアに建つサッポロビール博物館。
重厚な赤いレンガの建物は北海道遺産に指定されており、開拓使の象徴である赤い星「五稜星」が配されています。
新鮮なビールとともにジンギスカンが堪能できる「サッポロビール園」も併設し、観光の定番スポットとして人気です。

\サッポロビール園の記事はこちら/

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館内には日本でのビール製造の始まりから現在のサッポロビールに至るまでをひも解く「サッポロギャラリー」があり、多彩な展示でこれまでの歩みを伝えます。

ミュージアムショップ」では定番の北海道みやげのほかオリジナルグッズも多数販売。
北海道限定ビール「サッポロクラシック」のゼリーが入ったチョコレートは特に人気だそう!

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ここまでが自由見学できるゾーン。
次からはプレミアムツアーの様子をお届けします!

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早めの事前予約を忘れずに

ツアーは約50分の行程で大人1,000円、中学生~20歳未満は500円、小学生以下は参加無料です。
1日に4回開催しており、1回のツアーの定員は20名まで。
予約は電話またはHPからで、希望日の4週間前から受付します。
また、HPからは予約状況も確認できるので便利ですよ!

\見学申込み用のHPはコチラ/

プレミアムツアーだけの体験が盛りだくさん

まずは一階で受付を。
予約時間や名前を伝えてツアーカードを受け取ります。
なお、ツアー開始の10分前には受付を済ませておきましょう!

開拓期の北海道のスライドが流れる、3階の専用ウェイティングラウンジでツアーの開始を待機。
時間になるとブランドコミュニケーター(ガイドさん)が案内を始めてくれます。
まず最初は、迫力の6Kシアターを使ったビールの歴史物語の上映から!

流れるのは日本人で初めてのビール醸造家「中川清兵衛」、開拓使麦酒醸造所の設立に携わった「村橋久成」の物語で、どちらか一方を上映します。

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参加時は中川清兵衛氏の物語で、単身ヨーロッパへ渡航しドイツで醸造技術を修得、日本でビールを根付かせるまでの苦労を観賞しました。
また参加して、村橋久成氏の物語も見てみたいですね!

上映が終わるとスクリーンが左右に開き、自由見学ゾーンと合流。正面には大きな釜が現れます。
これは1965年から2003年まで実際に使われていた麦汁を煮込むための釜で、国立科学博物館の未来技術遺産にも認定されているのだそう。

フロアを下りて見上げてみるとそのスケール感がより分かります。
「この釜で作れるビールはおよそ8万5000リットルこれは350ミリリットルの缶24万本ぶんです」。

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仮に毎日6本晩酌しても(飲みすぎ!)全部飲むのに100年以上かかります!

通常は自由見学の「サッポロギャラリー」も解説つきで見学。
プレミアムツアーではポイントとなる部分を抑えてくれるので、より分かりやすく歴史やビールの味わいの秘密を知ることができます!

限定ビール・復刻札幌製麦酒と黒ラベルを飲み比べ

ツアーの最後は1階にある雰囲気たっぷりの「スターホール」でプレミアムツアーでしか飲めない限定銘柄・復刻札幌製麦酒と定番のサッポロ黒ラベルを飲み比べ。
ちなみに上の写真、シャンデリアがビール瓶でできているのはお気づきでしょうか?
こんな所にもビールの博物館らしさが現れていますね!

黒ラベルと復刻札幌製麦酒は、どちらもサーバーから注いでくれます。
なお、20歳未満の方やお酒が飲めない方にはジュースやノンアルコールドリンクも用意していますよ。

「乾杯!」の合図に「サッポロ!」と答えるのがサッポロビール式の乾杯スタイル。
今度からサッポロビールを飲むときは「サッポロ!」と大きく言いましょう。

まずは普段口にしない復刻札幌製麦酒を飲んでみると、ホップを多く使っているためか苦味やコクの強い味わい。また、ろ過をしていないためうっすらと濁りがあるのも特徴です。
一口飲んだ後に黒ラベルを飲むと違いが瞭然で、かなりスッキリとした口当たりとのど越しです

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冬にじっくり味わうなら復刻札幌製麦酒、夏の暑い日にゴクゴク飲むなら黒ラベル…という印象。
皆さんの好みはどちらでしょうか?ぜひツアーで飲み比べてみてください!

家ですぐに試したい!サッポロビールの美味しい注ぎ方

ブランドコミュニケーターによる「おいしいサッポロビールの注ぎ方」も注目のポイント。
これを知れば、家で飲む缶ビールが絶対に美味しくなる!

まず良く冷えたビールと、冷蔵庫で冷やしたグラスを用意(冷凍庫は冷えすぎるのでNG!)。
グラスにもポイントがあって、直径が1:高さ2の割合のものが良いそう。
缶を開けたらグラスの中心に、高い位置から真っすぐに注ぎます!

この工程は泡を作るのが目的。
グラスの6割ぐらいまで泡ができたら一旦テーブルに置きます。

泡が次第にしぼんでビールと1:1の割合になったら、ゆっくりとグラスの9割ほどまで注ぎます。
最後に泡が落ち着いたらもう一度ビールを注ぎ、泡3:ビール7の割合になれば完成!
これがビールの香りが引き立ち、味がまろやかになる「3度注ぎ」です。

サッポロビールではきめ細かく長持ちする泡を作るため、原料の麦を20年以上にわたって研究するなど徹底
そうして出来上がるのが、グラスのふちから数cm盛り上がっても崩れないふわふわの泡。
この泡がフタの役割をして風味や炭酸を封じ込めるため、最後まで美味しく飲めるのだそう。

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これにてプレミアムツアーは終了!
ちなみに、まだ飲み足りない!という方は「黒ラベル」「サッポロクラシック」「開拓使麦酒」の飲み比べなども可能です(有料、LO16:00)。
ただ、あまりに美味しいからといって飲みすぎにはご注意を!

\市内中心部から直通の「サッポロビール園・ファクトリー線」の記事もCHECK!/

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施設概要

名前サッポロビール博物館
住所札幌市東区北7条東9丁目1-1
電話番号011-748-1876
料金プレミアムツアーは大人:1,000円、中学生~20歳未満:500円、小学生以下:無料
自由見学は無料
営業時間11:00~18:00(最終入館は~17:30、ミュージアムショップは~19:30)
休み月曜(祝日の場合は翌日休)
HPhttps://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/
バス停「サッポロビール園」または「北8条東8丁目」下車すぐ
行き方【札幌駅から】札幌駅北口」から東63 東営業所ゆき(のりば②、北8条東8丁目)、188サッポロビール園・アリオ線 サッポロビール園ゆき(のりば②、サッポロビール園)、「札幌駅前」から循環88サッポロビール園・ファクトリー線 サッポロビール園ゆき(のりば③、サッポロビール園)
※のりば③からの東63 苗穂・北口線は市立病院行きのため注意
ほか、「JR苗穂駅」から徒歩8分、地下鉄東豊線「東区役所前駅」から徒歩10分

※当記事の内容は2023年12月22日時点の情報です。

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