【小樽・都通り】ネタ自慢、なのにリーズナブル！「SUSHI BAR」の握りに舌鼓

小樽駅から歩いてすぐ、100年以上の歴史をもつアーケード街「小樽都通り商店街」。
その中に新たにオープンしたのが「SUSHI BAR」です。
一見するとお寿司屋さんとは思えないカジュアルな店構えだけれども、ネタも握りも本格派。

kato

立地も良く気兼ねなく入れるうえ価格もリーズナブル。
しかも味もバッチリとあって、覚えておいて損はないですよ！

観光の合間にもアクセスしやすい立地

小樽都通り商店街の駅前通り側に店を構える「SUSHI BAR」は、小樽ではちょっと珍しいモダンでカジュアルなスタイルの寿司店。
小樽駅から歩いて3分ほど、小樽運河からも7分ほどで、寿司などが描かれた大きな黒板が目印です。

奥行きのあるパブのような店内はテーブル、カウンターあわせて18席。
ひとりでフラっと利用するのはもちろん、グループでも気兼ねなく利用できます。
「気軽に一カン、気軽に一杯をコンセプトにしているので、本当に軽～くつまむだけでも大歓迎ですよ」と女性店主の堤さん。

お店がオープンしたのは2023年12月5日のこと。
店主の堤さんが接客を、札幌の寿司店で10年以上修業を積んだ田中さんが板場に立ち、2人で切り盛りしています。

店内に目を向けるとおじさんの人形などがディスプレイされており、肩の力がふっと抜けます。
静謐な雰囲気の回らないお寿司屋さんもいいですが、堅苦しくない雰囲気でお寿司を頂くのもいいですよね。

kato

ちなみにこのおじさん、店内入口のほかある場所にもいるのですが、まだ発見した人はいないとのこと（2024年3月13日時点）。
「最初に見つけた人には何かサービスしようかな^※」と笑っていました。ぜひ見つけてみてください！

※4/3に発見されました！ちなみに、鹿角の電灯の先に挟まっていたのです。

この投稿をInstagramで見る

SUSHIBAR(@sushi_bar1205)がシェアした投稿

日本酒を中心にお酒も豊富！

お酒は日本酒を中心に、小樽・田中酒造の宝川（1合900円）や増毛・国稀酒造の鬼ころし（1合600円）といった北海道の地酒のほか、その時々のおすすめを10種類以上ラインナップ。
「フルーティーなタイプやキリっとした辛口などまんべんなく揃えているので、きっと好みのお酒があるはずです」と堤さん。

地元の小樽ビールや北海道ワインも用意するほか、ウイスキーやジン、テキーラといった洋酒も扱うので、気分でお寿司とあわせてみるのもいいかもしれません。

kato

13:30から営業しているので昼飲みもOK。
そして一カン150円から注文できるので、本当に気軽に楽しめますよ！

「本日のおまかせ握り」のクオリティにびっくり！

お店のイチオシ「本日のおすすめ握り」1,980円は道産ネタを中心とした全10カン。
この日はホタテやニシン、イカといった北海道らしいネタのほか、本州産のタイやシマアジなどバリエーション豊かな握りが並びました。

白身好きなのでまずはイカから頂きます。
コリコリの食感なのに、少し噛むとシャリと一緒にほろりと崩れ、淡泊な甘みが口に広がります。
話を伺うと、ネタの表側だけでなく裏側にも隠し包丁を入れることで食感と口当たりの良さを両立させているのだそう！

そしてお寿司といえばトロ！
ネタの中でもマグロには特にこだわりがあり「長崎県・対馬から生の本マグロを仕入れています」と田中さん。
脂の旨みの中に赤身の旨みも感じられ、調和しながら口の中で溶けていく至福の握りです！

そのほかのネタも、プリップリのホタテやトロに劣らず脂ののったブリ、春が旬のニシンなど大満足の内容。
この内容、かつこの立地で1,980円はスゴい！

そのほかにもこだわりを伺うと「たとえば小骨の多いニシンは骨切りではなく、1本1本骨を抜いてネタの良さを引き出すなどしています。ただその分、少しお待たせしてしまうこともあるのですが…」と苦笑い。

kato

しかし、手間ひまを惜しまない細やかな仕事こそがおいしさの秘訣。
居心地のいい空間でお酒や会話に花を咲かせていれば、すぐに極上の握りが供されますよ。

スポット概要

※当記事の内容は、2024年3月13日時点の情報です。