観光からまち歩きまで、バスに乗ってお出かけが楽しくなるポータルサイト

【札幌】「BREWERY 1876」でできたての”開拓使麦酒”を堪能【工場見学も!】

明治時代のビール工場「開拓使麦酒醸造所」の跡地に建つ商業施設・サッポロファクトリー
館内にはランドマークでもある大きな煙突や工場をいかしたレンガづくりの建物があり、当時の名残を随所に残しています。
その中庭にある煙突広場に、サッポロビールのスタンディングバー「BREWERY 1876」がオープン!3種類のクラフトビールが気軽に楽しめちゃいます♪

kato

サッポロビールのはじまりの土地で、職人手づくりのビールを味わってみましょう!

\サッポロビール博物館の記事もあわせてどうぞ!/

関連記事

開拓期の雰囲気を今も残す「サッポロビール博物館」は、日本で最も歴史のあるビール博物館。ビールづくりの歩みを物語る、さまざまな資料を展示しています。 館内は自由に見学できますが、予約制・有料で行われる「プレミアムツアー」で[…]

サッポロビール博物館 アイキャッチ

広告

創業の地で味わうできたてビール

約40メートルの煙突がそびえる、サッポロファクトリーの煙突広場。
赤レンガをいかしたこの一角は、札幌からヨーロッパの街へ迷い込んでしまったような気分にさせてくれます。

その煙突の足元に5月9日(ゴクゴクの日!)オープンしたのが「BREWERY 1876」。
すぐ隣にある「札幌開拓使麦酒醸造所」でつくられた、新鮮なビールが味わえるバーです。

7坪ほどの店内はスタンディングスタイルで10名ほどのスペース。
暖かい時期には店外にもテーブルが並び、風や日差しを感じながらビールを楽しめます。

ラインナップするのは「開拓使麦酒」のピルスナー・アルト・ヴァイツェンの3種類。
各1杯900円で、特製のアルミカップになみなみと注がれます。

ピルスナーは創業当時の味を目指した一杯。アルトはレンガを彷彿とさせる赤褐色の上面発酵ビール。フルーティーなヴァイツェンは小麦麦芽を使用と、それぞれ個性際立つ味わい。
どれも素材にこだわり、当時の製法にならって醸造しています。

kato

1杯500mlほどあるため、1度に全て飲み比べるのは難しいかも。
ですので、何度も通って味を確かめてみましょう!

なお、同じアルミカップを使えば、当日限りで2杯目からは800円で注文可能。
そしてこのカップはおみやげに持ち帰ることができます
お家で缶ビールを注げば、ちょっと贅沢な気分で飲めそうです!

なお、支払いは現金不可でキャッシュレス決済のみ!この点についてはご注意を!

広告

隣の「札幌開拓使麦酒醸造所見学館」にも足を運んで

BREWERY 1876のすぐ隣にある「札幌開拓使麦酒醸造所見学館」。
こちらはサッポロビールの歩みや開拓使麦酒について各種資料で紹介する無料の展示室です。

中に入ると札幌麦酒のラベルを大きくプリントした垂れ幕がお出迎え。
階段を上がった先では北海道のビール醸造の歴史を紹介するパネルや、過去のサッポロビールの広告デザインなどを展示しています。

さらに、アクリル板ごしに麦芽の仕込みや煮沸に使う釜も見ることができます。
この釜はオブジェではなく今も稼働中BREWERY 1876で味わえる開拓使麦酒もこの釜で作られています!

kato

オブジェだと思っていて「実際に使っているの!?」と驚く人も多いそう。
1度におよそ2000リットルのビールが仕込める、現役の釜なのです。

なお、サッポロビールの詳細な歩みを知りたい方は「サッポロビール博物館」へGO!
バス停「サッポロファクトリー」に停車するサッポロビール園・ファクトリー線に乗車して8分ほどでアクセスできます♪

\路線上には楽しいスポットがいっぱいです!/

関連記事

札幌市民でも、自分の生活圏以外のエリアでバスに乗ることは滅多にないですよね。知らないエリアの散策は、ちょっとした冒険にぴったり!中央バスの各路線沿線にある、おすすめスポットをご紹介します。 \こちらの記事もお[…]

特別に工場の中を見せていただきました

オープン翌日の5月10日には醸造所見学ツアーとビールの飲み比べイベントも開催。
参加者はクラウドファウンディングで募ったのですが、私も後ろの方で参加させていただきました。

ツアーは座学から。札幌開拓使麦酒醸造所の製造部長・森田さんにご案内頂きました。
まずはサッポロビールの歴史など基礎的な部分から、開拓使麦酒の製造方法や特徴などをガイド。
また、実際に使うホップの匂いをかいだり、3種類の麦芽を食べ比べるなんてことも!

30分ほどの座学が終わった後は工場見学へ。
ふだん遠くで見る釜にも、近づいたり触ったりできちゃいました!

タンクの中を覗いてみると、麦汁の製造やろ過、煮沸など工程が違うため中の機構が違う、というのも改めて知ることができました。

kato

こういった機会が無いと、釜の中身なんてまず目にできません!

工場内は撮影禁止だったのですが、使用する麦芽やビールを寝かせる発酵タンクなどを見学。
ちなみに、発酵したビールはパイプを通ってタンクへ送られるのですが、こちらは外からも見ることができるのです。こちらも地味に要チェックです!

そして最後はお待ちかね、醸造所のスタッフを交えて歓談をしながら飲み比べ!
根っからのビール好きが集まったため、濃ゆ~い話が繰り広げられていました。

BREWERY 1876と醸造所では、今後もこういったイベントを開いていく予定だそう。
製造工程などを見て知った後に飲むビールの味は格別。ぜひ定期的に開催していただきたいですね!

スポット概要

名前BREWERY 1876
住所札幌市中央区北2条東4丁目 サッポロファクトリー煙突広場
電話番号090-4723-2534
営業時間12:00~20:00(10~3月は18:00閉店予定)
休みサッポロファクトリーの営業スケジュールに準ずる
バス停「サッポロファクトリー」から徒歩2分
行き方【札幌駅前から】札幌駅前」から循環88ビール園・ファクトリー線 サッポロビール園ゆき(のりば③)
※バス停名からのりば地図が見られます

※当記事の内容は2024年5月30日時点の情報です。

これさえあれば、どこへでも。

今いる場所から近いバス停の場所も、目的地までのバス路線も、バスの現在地も、すべてがこれ一つでわかります。

中央バスナビ
広告
最新情報をチェックしよう!