丘の上にクラーク博士像がそびえ、背後には札幌の街が広がる「さっぽろ羊ヶ丘展望台」。
札幌観光で外せない名所ですが、札幌っ子には観光客の方の施設というイメージが強いのでは。
しかし、実は各シーズンで札幌市民が行っても楽しい催しを行っているのです。
これからの季節はラベンダーが見ごろになり、刈り取り体験も実施。夏らしい景色と体験に浸れます。
また、冬場にはスノーパークに変身するなど四季折々の楽しみがたくさんですよ!
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展望台へのアクセスはバスを利用!
羊ヶ丘展望台へのアクセスはバス、または車で。
バスは地下鉄東豊線終点・福住駅に直結する「福住バスターミナル」から発車しており、およそ10分で到着します。
福住駅までは地下鉄で。大通駅からはおよそ12分で到着です。
改札口を出たら看板の案内に沿ってバスターミナルのある3・4番出口方面へ向かい、案内に従って右の通路に曲がります。
階段とエスカレーターがあるので、こちらを上っていけばバスターミナルです。
羊ヶ丘展望台行きのバスは4番のりばから発車しており、1時間に1~3本運行。
また、展望台から福住駅ゆきのバスは1時間に2本(17時は4本、18時は1本)発車します。
徒歩だと50分ほどかかるほか、車では夏休みシーズンなどは駐車できないことも。
ですので、バスでのアクセスを強くおすすめします!
まさに北海道!な景色の広がる夏の展望台
夏の展望台は”THE・北海道!”な景観が広がるビュースポット。
彼方を示すクラーク博士像の後ろには、なだらかな草原と札幌の街並が広がります。
「少年よ、大志を抱け(Boys, be ambitious.)」の名言を残したクラーク博士。
彫刻家・坂坦道氏が制作した銅像も、その言葉を体現するように彼方を見つめています。
ちなみに、クラーク博士像の台座はポストになっています。
こちらは夢や希望を書き記す「大志の誓い」を投函する場所。
展望台管理事務所で100円で購入でき、書いた誓いは事務所内で保管されます。
名前と投入した年月日を伝えれば誓いをふり返ることができるので、叶った暁には再び訪れてみましょう!
また、天気のいい日にはクラーク像の後ろの牧草地に羊たちが放牧されます。
青空の下、のどかに草をはむ牧歌的な景色も見どころです!
7月はラベンダーが見ごろ!刈り取り体験も♪
羊ヶ丘展望台ではおよそ1,000株のラベンダーを栽培。
オーストリア館の裏手のなだらかな丘に花畑があり、例年7月初旬から見ごろを迎えます。
そして例年7月上~中旬には「ラベンダーの刈り取り体験」を無料で実施。
鮮やかな紫色と華やかな香りに包まれて、札幌の夏を満喫できます。
2024年のラベンダー刈り取り体験は7月4~18日に実施です!
刈り取りは1人50本ほどが目安で、ハサミやラベンダーをまとめる輪ゴム、持ち帰り用の袋なども用意してくれます。
持ち帰ったあとはドライフラワーやポプリ、サシェ(匂い袋)などにして、淡い紫の花と気品のある香りを愛でてみては?
初夏から登場するラベンダーソフトも味わって
オーストリア館内にある「羊ヶ丘ソフト」では2タイプのソフトクリームを販売。
「白い恋人」のチョコレートをブレンドしたカップタイプの白い恋人ソフトクリーム(ホワイト・ブラック・ミックスの3種、各400円)とコーンタイプの羊ヶ丘オリジナルソフト(ミルク・メロン・ミックスの3種、各400円)をラインナップします。
そして初夏からはラベンダー味も登場するのです!
取材時にはすでに登場していたので、当然注文。淡く紫がかった色合いはまさにラベンダー♪
羊たちを眺めながら味わってみると、たしかにラベンダーの華やかな香りがふわり。
まろやかなソフトクリームにすっきりとした清涼感が加わり、暖かい季節にぴったりの味わいです!
ミルクとのミックスも選べ、どちらも400円。この時期限定の爽やかな味をぜひご賞味あれ。
なお、刈り取り体験の期間中は「#羊ヶ丘ラベンダー」キャンペーンも開催。
ラベンダーソフトやラベンダーの写真をSNSに『#羊ヶ丘ラベンダー』をつけて投稿した方にラベンダーポプリをプレゼントしますよ♪
景色のあとはジンギスカンを堪能
景色のあとは食事も堪能!オーストリア館に隣接するレストランでは北海道の名物料理がメニューに並びます。
なかでも定番のジンギスカンはラム肉と昔ながらのロール肉、そして豚肉に北海道でも珍しいエゾ鹿肉まであるなど種類豊富。ラム・豚・鹿3種類の合わせ盛りで食べ比べも楽しめます。
なお、このジンギスカンは放牧されている羊たちのお肉ではないので、ご安心を。
店内は200席近くありとっても広々。
また、机の上には瓦のようなものが置かれていますが、こちらは特製のジンギスカン鍋!
この平鍋の上で豪快にお肉を焼き上げて、野菜と一緒にたっぷりと味わいましょう!
一年を通して楽しいイベントがたくさん!
このほかにも、例年4月下旬から5月上旬には「ゴールデンウィークイベント」が行われます。
凧作りや凧揚げ、羊毛フェルト織りのキーホルダー作りなどのワークショップのほか、公開で羊の毛刈りを実施。
夏の暑さに備え、もこもこの毛を刈り落とすのは羊ヶ丘展望台の春の風物詩です!
ゴールデンウィークと夏休みには「羊のおさんぽレース」を開催。気ままに歩く羊たちの中から一着を予想、見事的中すれば景品がもらえます!
そして冬には「羊ヶ丘スノーパーク」がオープン、一面の銀世界で歩くスキーやチューブすべりなどが楽しめる雪遊びスポットに変身します!
\スノーパークについては下記の記事にて!/
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このほかにもグルメイベントや冬の花火体験など、四季折々の楽しみがいっぱいです!
これまで羊ヶ丘展望台に行く機会が無かったという方も、これを機におでかけしてみてはいかがでしょうか?
施設概要
名前 | さっぽろ羊ヶ丘展望台 |
住所 | 札幌市豊平区羊ケ丘1 |
電話番号 | 011-851-3080 |
料金 | 入場料:大人600円、小・中学生300円、未就学児無料 |
営業時間 | 9:00~18:00(10~5月は~17:00、最終入場は各15分前) |
休み | 無休 |
HP | https://www.hitsujigaoka.jp/ |
バス停 | 「羊ヶ丘展望台」下車現地 |
行き方 | 【福住駅から】「福住駅」から福84 羊ヶ丘展望台ゆき(のりば④) ※バス停名からのりば地図が見られます |
※当記事の内容は2024年6月14日時点の情報です。