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【小樽・都通り】半世紀以上愛される銘菓と昭和レトロな喫茶室「あまとう 本店」

小樽の人々に「あまとうさん」と呼ばれ親しまれているお店があります。
店内には銘菓・マロンコロンを筆頭に、ケーキにアイスなど長年愛されるスイーツがずらり。
また、ぜんざいやあんみつが味わえる昭和レトロな喫茶室は写真映え間違いなしです!

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そんな「あまとう 本店」があるのは小樽都通り商店街の一角。
小樽駅にもほど近いので、観光の合間や食事の後の休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょう?

\小樽都通り商店街についてはコチラの記事で!/

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100周年まであと少し!市民に愛される「あまとうさん」

あまとうが創業したのは1929(昭和4年)のこと。
当時は釣り鐘型の焼き菓子「ぱんじゅう」と定食を提供する食堂としてのスタートしました。

1960年になり2代目社長である柴田治郎氏がマロンコロンクリームぜんざいを販売し、これが大評判に!
それからは定食メニューの提供をやめ、洋菓子の専門店となり今に至ります。

1階のショーケースには地元民ご用達の生菓子や、おみやげにもできるアイスや焼き菓子、チョコレートなどがずらり。それぞれに根強いファンがついています。

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ケーキは2階の喫茶室でも注文することができますよ♪

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大定番の小樽銘菓「マロンコロン」

数多くある商品のなかでも、絶対に外せないのが「マロンコロン」250円~。
サブレを3枚に重ね、チョコレートでコーティングしたお菓子で、小樽銘菓としても定番です。

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なお、かわいらしい名前は栗のようにころんとした形に出来上がったためで、材料に栗は入っていません。
お話をうかがうまで栗を使っているものとばかり思っていました…

種類も豊富で、アーモンド、チーズ、カカオ、ウォナッツの人気4種のほか、イチゴや紅茶など全10タイプ。
サクサクの食感に風味の良いチョコレート、そしてたっぷりのボリュームと、開発から60年以上経つ現在も色あせないおいしさです。

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クッキーを3枚に重ねて平らに焼きあげる工程などは機械でも再現できない繊細な作業なのだそう。そのため、今も職人さんがほとんどを手づくりしているんですって!

ちなみにこのマロンコロン、中央バス札幌ターミナルの売店「ドナ」でも取り扱っています。
本店限定品以外は全てラインナップしているので、札幌で購入する際はこちらにお立ち寄りを!

昭和レトロな喫茶室で「クリームぜんざい」を

お店の2階は100席ほどもある広々とした喫茶室。
赤いカーペットやレトロな電灯など、昭和な雰囲気がもはや逆に新鮮です

この赤いビロードのイスなどはオープン時からのものというからびっくり!
「当然在庫も無いので、補修しながら大事に使っているんです」と店長の海老名さん。

そんな喫茶室で味わいたいのが、マロンコロンと並び今も看板メニューとして支持を受ける「クリームぜんざい(つぶあん、Mサイズ)」800円。
特筆すべきは上にたっぷりと乗ったソフトクリーム。
絹のようななめらかさで、後味も驚くほどすっきりしているんです!

海老名さんに味の秘密を聞くと「卵を使わず、かわりに生クリームをたっぷり使っているんです。そのため爽やかな後味で”食べた後にお水がいらないソフトクリーム”と評判です」とのこと。
確かに、喉に残らずスイスイ食べれちゃいます!

ソフトクリームを食べ進めると、つぶあんと求肥がお目見え。
あんこには十勝産の大納言あずきを使用し、求肥は東北産の米粉で手作り
上品な味わいはソフトクリームとも相性抜群で、お互いの味わいを引き立て合います

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あまとうのこだわりは素材にあり、高品質なものを使い手間ひまを惜しまず作るのがモットー。小樽市民に長年愛されるのも、そういった妥協のなさにもあるのかもしれません。

スポット概要

名前あまとう 本店
住所小樽市稲穂2丁目16-18
電話番号0134-22-3942
営業時間10:00~18:30(喫茶室は12:00~17:00)
休み木曜(喫茶室は水・木曜、ほか売店・喫茶室ともに不定休あり)
HPhttps://otaru-amato.com/
バス停「小樽駅前」から徒歩5分
行き方【札幌駅から】札幌駅前」から高速おたる号(のりば①)ほか
※高速おたる号望洋台経由は小樽駅前で停車しないため注意を
※バス停名からのりば地図が見られます

※当記事の内容は、2024年5月2日時点の情報です。

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