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「小樽の観光地」と聞いて、どこを思い浮かべますか?小樽運河、堺町通商店街、寿司屋通り、おたる水族館… 小樽の観光地は大体行ったかな、と思っている皆さん、ちょっと待ってください! 今回は、坂の街・小樽をとことん楽しむため、レンタ[…]
UNGA↑を出発し、運河沿いを北方面に向かいます。
向かった先は…
北運河
王道の小樽運河には行かない!と言いつつも…
こちらは別です、北運河。
実は、ザ・小樽運河!とでも言うべきあの風景が見られるエリアは、1986年に全幅の半分(20m)が埋め立てられたもの。
一方、この北運河エリアは運河の幅が40mのまま残っていて、当時の風景をうかがい知ることができます。
上の写真でも、奥の方は歩道が狭く(運河が広く)なっているのがわかりますよね?
倉庫が多く立ち並ぶ北運河エリアは、静かで落ち着いた時が流れる情緒あふれるスポット。
のんびりとお散歩するのにぴったりです。(私は電動自転車ですが…。)
せっかくなので記念写真を。
「カモメ呼ぶ少女」像とチャリ太郎。
そういえば、カモメのことを「ゴメ」と呼ぶのは北海道の方言みたいですね。
この像のすぐ近くには、あの渋沢栄一が創業した澁澤倉庫(株)が使用していた倉庫もあります。
さらに北方面へ進みますよ~
運河公園
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来る時期をちょっと間違えました…。
こちらの運河公園は、春はお花見スポットとしても有名。
4月下旬~9月下旬の期間は噴水も稼働していて、時には様々なイベントも開催される、市民の憩いの場なんですよ!
運河公園の名誉のためにも、良い季節の写真を置いておきます。
ちなみに、写真奥に写っているのは、旧日本郵船株式会社小樽支店。 ※2024年6月まで保存修理工事中
今は姿を見ることができませんが、小樽市のHPで工事の進捗が確認できて、おもしろいです。
こちらから
小樽市HP(https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020101500023/)
また、園内には、明治・大正の石造倉庫を再利用した遊具棟や休憩棟もあります。
なんて贅沢な遊び場なんでしょう…。
写真:小樽市様より
名前 | 運河公園 |
住所 | 〒047-0031 小樽市色内3丁目6 |
バス停 | 「手宮」から徒歩3分 |
行き方 | 【バス】「小樽駅前」のりば③(小樽ターミナル)から出るバスどれでも/(のりばA:樽石ビル前)2 高島3丁目ゆき、3 手宮ゆき で7~10分 ほか ※バス停名からのりば地図が見られます 【徒歩】小樽駅から20分 |
小樽市総合博物館 本館
運河公園からさらに真っすぐ進むと、小樽市総合博物館 本館に到着です。
駐輪場は、正面入口手前の右側フェンスにあります。こちら↓の自転車が停まっている場所です。
前回記事の運河館では北前船やニシン漁業など海に関わる小樽の歴史を見てきましたが、こちら本館では、小樽が栄えたもう一つの理由でもある北海道の鉄道の歴史を知ることができます。
博物館の出入り口が駅の改札風になっているのも素敵です。
改札を抜けると目の前に飛び込んでくるのは、北海道近代化の初期に活躍したアメリカの蒸気機関車しづか号。
『ゴールデンカムイ』にも登場するとのことですが、まだ私の中ではアニメ1期のまま時が止まっているので、きちんと履修したいと思います。なおアシㇼパちゃん推しです。
現在は車両内に立ち入ることはできませんが、中の様子はしっかり見えます。
ほかにも、鉄道に関する様々な展示物がズラリ。
時間が経つのがあっという間です。
ボタンを押すと蒸気機関車の模型が車庫から出てきて一回転する展示は、ミニチュア好きにはたまりません。
本当は動画で撮影したのですが、動いている姿はぜひ直接その目でご覧ください。
機関車が車庫に戻っていく様子が、何とも言えない可愛らしさを醸し出していてときめきます。
日本初の鉄道開業時の制服(複製)も展示されているのですが、その中でも個人的に一番のお気に入りはこちら。
金ボタンではなく紐が施されたオリエンタル感が激好みです。
「守線副長」という役職者の制服でした。
さらに、建物の外には、見渡す限りの列車。列車。列車。
列車好きの方はもちろん、そこまで詳しくない方でも、様々な車両が並ぶ光景に圧倒されるはず。
ただし、冬期間(11月~4月中旬)は積雪のため見学できませんので、ご注意ください。
夏期間(4月~10月中旬)中は、北海道で動態保存されている中では最古の蒸気機関車アイアンホース号が構内を走行します。先着順で乗車することも。
不定期に運休日もありますので、詳細は公式サイトでご確認を。
旧手宮線
小樽の記念撮影スポットとして定番の旧手宮線。
小樽駅前から小樽運河に向かう途中で横切るので、そこで目にする方が多いかもしれません。
この線路をずっと辿っていくと到着するのが、小樽市総合博物館本館です。
ここ手宮は、北海道で最初の鉄道「幌内鉄道」の記点となった場所。
徒歩では小樽駅から20分。ちょっと歩きますが、ぜひこちらまで足を延ばしてみてくださいね。(自転車なら10分弱です)
名前 | 小樽市総合博物館 本館 |
住所 | 〒047-0041 小樽市手宮1丁目3-6 |
電話番号 | 0134-33-2523 |
HP | https://www.city.otaru.lg.jp/categories/bunya/shisetsu/bunka_kanko/museum/ |
バス停 | 「総合博物館」から徒歩1分 |
行き方 | 【バス】「小樽駅前」から(のりば③:小樽ターミナル)10 おたる水族館ゆき/(のりばA:樽石ビル前)2 高島3丁目ゆき で8~9分 ※バス停名からのりば地図が見られます 【徒歩】小樽駅から20分 |
小樽バイン
中心部に戻って、小樽バインで優雅にランチを頂きます。
(チャリ太郎は店舗前に停めました)
この日はパスタランチを。
※サラダ・スープはオプション(+350円)
パスタランチのパスタは日替わりで、この時は「真イカと野菜のトマトソースパスタ」でした。
名前の通り、イカと野菜たっぷりで美味しかったです!
既にピリ辛だったのでタバスコは使いませんでした。(辛いの苦手)
そのほか、週替わりのランチセットや、特製カレーランチもあります。
いつも何を頼むか迷ってしまうのですが、それも幸せな時間ですよね…。
朝イチで芋パフェを頂いたことはすっかり忘れて、贅沢にデザートも付けることにしました。
名前 | ワインカフェ&レストラン 小樽バイン |
住所 | 〒047-8601 小樽市色内1-8-6 |
電話番号 | 0134-24-2800 |
HP | https://www.otarubine.chuo-bus.co.jp/ |
バス停 | 「小樽駅前」から徒歩10分 |
朝は天気が良かったのですが、だんだん雲が多くなってきました。
チャリ太郎との旅もいよいよ次回が最後。お楽しみに!
\前回の記事はこちら/ [sitecard subtitle=関連記事 url=https://kankou.chuo-bus.co.jp/machiaruki/otaru_de_rentalcycle_2/ target=] […]
※当記事の内容は2022年12月12日時点の情報です。