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レンタサイクルで楽しむ!秋の小樽(1)

小樽の観光地」と聞いて、どこを思い浮かべますか?
小樽運河、堺町通商店街、寿司屋通り、おたる水族館…

小樽の観光地は大体行ったかな、と思っている皆さん、ちょっと待ってください!

今回は、坂の街・小樽をとことん楽しむため、レンタサイクルを使って王道を避けつつちょっと広範囲を回る旅をしたいと思います。(全3回の予定です)

まずは札幌から小樽に向かい出発!
駅・ターミナルのほか、札幌市内各地からでも小樽に向かえる高速バスが便利です。

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北海道中央バス

高速おたる号(円山経由・北大経由・望洋台経由)の詳細はこちら

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COTARU

「小樽駅前」でバスを降りて、まずやって来たのは、COTARU
こちらでは電動自転車のレンタルのほか、ソフトクリームや冷やし焼き芋、スパイスカレーなどのお食事も楽しむことができます。
駅前から運河に向かって伸びている中央通りを真っすぐ降りてくるとすぐなので、アクセス抜群。

この日は天気が良く、朝から修学旅行生や観光客の方が次々と訪れていました。

レンタサイクル、カフェ…いろいろな顔を持つCOTARUですが、実はそれだけではありません!

地元民のスタッフさんだからこそ知る、小樽のディープでホットな観光スポットまで案内していただける、まるで道の駅のような場所なのです。


小樽に到着してすぐですが、腹が減っては戦はできぬということで、まずはこちらで一番人気の芋パフェを頂きます。

COTARUで提供しているソフトクリーム冷やし焼き芋がドッキングした一品。
冷たい焼き芋とはどんなものか想像できなかったのですが、ねっとりしっとりした食感に、サツマイモとは思えないほどの強い甘み
それがソフトクリームのあっさりした甘さと絶妙にマッチして、最高に美味しいです。
ソフトクリームは十勝・広尾町の牛乳がベース。冷やし焼き芋は茨城産の紅はるかを使い、オーナーさんが焼き方を研究して完成したもの。

すっかり満足感と幸福感で満ち満ちて、もう帰っても良いくらいだったのですが…。
仕事に戻って、この周辺を自転車で巡るのにおすすめのスポットはどこか、スタッフさんに相談します。

この時期ならではとおすすめされたのは、たしかに普通の観光ではなかなか行くことのないスポット。
そのスポットとは一体どこなのか…、それは後ほど回りますので、お楽しみに。

それではさっそく、出発!

本日の相棒「電動チャリ太郎(勝手に命名)」と一緒に、お店の前でパシャリ

※レンタサイクルは雪が降るまでの間営業しているとのこと。

名前COTARU
住所〒047-0021 小樽市稲穂3丁目1-1
電話番号080-8038-4329
HPhttps://www.cotaru.co/
※レンタサイクルはネット予約も可(こちらから
バス停「小樽駅前」から徒歩5分
行き方高速おたる号ほか(予約不要)
【札幌駅から】札幌駅前ターミナル」(①のりば)から
【大通から】札幌ターミナル」(④のりば)、または「時計台前」(①のりば/北1条通沿い・札幌市役所前)から
バス停名からのりば地図が見られます

初体験!電動自転車

自転車は小学生の頃から乗り回してきましたが、電動自転車は初体験。
ドキドキしながら漕ぎ出すと…

漕いでいないのに、あまりにスイスイ進むのでびっくり!
(…と思いましたが、ここは下り坂でした)

しかし、ここは坂の街小樽。
後々この電動チャリ太郎が大いに力を発揮してくれる場面が多々あるに違いありません。
楽しみです!

この画面でアシスト力を調節したりします(常に最大)。速度もわかります。

※夕方撮った写真なので電池が減っていますが、朝イチ時点ではもちろん満タンです!

小樽市総合博物館 運河館

チャリ太郎を走らせること1分。(早)

次の目的地に到着です!

小樽市総合博物館 運河館。こちらでは、小樽市の歴史自然環境を知ることができます。
運河のすぐ近くにあるので、駅から徒歩でも来やすい立地。
本館は少し離れていますが(ここから徒歩15分ほど)、自転車だとすぐなので、こちらを見た後に向かいます。

自転車はどこに停める?

小樽市内の施設などで駐輪場がない場合、施設前の邪魔にならない位置に停めればOKだそうです。(COTARUのスタッフさん談)
運河館の場合、自転車は中庭に停めることができるので、入口入ってすぐの受付窓口までお声かけを。

私は運河館お隣の「運河プラザ」前に停めました。
ちなみに、運河プラザには、観光案内所・カフェ・ショップ・休憩スペースがあります。

運河プラザ前では、昭和の小樽で活躍した消防犬・ぶん公が佇んでいます。(写真に写りこむ指…)

シーズンによって色々なものを身に着けているオシャレさんです。


受付で入館料(本館・運河館の共通入館券500円)を支払って、運河館の中へ。
学生のころ宿泊研修で小樽に来たときに、こちらへ寄った記憶があります。懐かしいな~

館内は第1展示室・第2展示室に分かれています。
順路の途中で中庭を通るので、天気が良ければそこで休憩しても良いですね!
中庭には、お子様が楽しめそうな昔のおもちゃ体験コーナーがありました。

「やってみよう!」みたいな気軽な感じで挑むと痛い目を見る火起こし体験(全然起きない)
ぜひ本気でどうぞ

展示品は貴重な実物から模型、写真など様々。
古代から大正・昭和まで、小樽の歴史の歩みを学ぶことができました。
撮影しながら見学にかかった時間は、大体1時間ほど。次はもっとゆっくりできる時に来てじっくり見ます!

名前小樽市総合博物館 運河館
住所〒047-0031 小樽市色内2丁目1-20
電話番号0134-22-1258
HPhttps://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020111400122/
バス停「小樽駅前」から徒歩10分

小樽百貨UNGA↑

小樽市総合博物館のお隣にある、オシャレなお店。
UNGA↑」と書いて「うんがぷらす」と読みます。

北前船」とは、江戸時代から明治時代にかけて活躍した船の名称。
大阪⇔北海道を日本海回りで往復し、各寄港地で様々な品を売買していました。
単なる商品の運搬でなく、船主自身がバイヤー兼サプライヤーとなって商売しながら各地を回ったのが特徴です。

もっと詳しく知りたい方はこちら
北前船 KITAMAE 公式サイトhttps://www.kitamae-bune.com/


そんな「北前船」をテーマにしたこちらのお店は、小樽やその近隣、そして北前船が寄港した各地で生まれた逸品を扱うセレクトショップ。
こだわりが詰まった、厳選された商品が揃っています。

どれも素敵で目移りしてしまいます…。

その中でも、私がもっとも気になったのは、こちら。

素敵なデザインだけでなく、手触りも良く、軽くてあたたかい!
スタッフさんによると、こちらのメーカーがある香川県東かがわ市は、国産手袋のシェア90%
そんな温暖(そう)な地域が国産手袋の一大生産地だったとは、なんとも意外。

商品に込められた想いやバックグラウンドなどをスタッフさんから聞きながらお気に入りを選ぶのは、とても贅沢な時間でした。
お土産はもちろん、自分へのギフトにも。モノだけでなく、それに紐づく体験すべてが旅の思い出になること間違いなしです。

なお、この日はどちらのカラーにするか決められず、泣く泣く購入は断念…。

UNGA↑では、季節によって品ぞろえが変わるほか、2階のギャラリースペースでは定期的に企画展が開催されます。
いつ来ても、何度来ても、素敵なモノとの出会いが見つかるお店です。

名前小樽百貨UNGA↑(うんがぷらす)
住所〒047-0031 小樽市色内2丁目1-20
電話番号0134-65-8150
HPhttps://unga-plus.com/
※オンラインショップあり
バス停「小樽駅前」から徒歩10分

後日、お店を再訪して手袋を買いました。
カラーは、最後まで迷ってこちらにしました!

そしてUNGA↑さんのショッパーがまたかわいいんですよ…(ぶん公もいるよ)

旧小樽倉庫

今までご紹介した「小樽市総合博物館 運河館」「運河プラザ」「UNGA↑」が入っている建物は、旧小樽倉庫
小樽市の歴史的建造物に指定されています。

UNGA↑部分の事務所を中心に、倉庫が左右対称に展開されています。
そういえばすっかり見慣れていましたが、北海道では珍しい瓦屋根に、シャチホコが載っているのもおもしろいですよね。
運河館にはシャチホコが展示されているのですが、間近で見ると、その大きさにびっくりするはず。


さて、この続きは次回。お楽しみに!

続きはこちら

\前回の記事はこちら/ [sitecard subtitle=関連記事 url=https://kankou.chuo-bus.co.jp/machiaruki/otaru_de_rentalcycle_1/ target=] […]

※当記事の内容は2022年11月17日時点の情報です。

これさえあれば、どこへでも。

今いる場所から近いバス停の場所も、目的地までのバス路線も、バスの現在地も、すべてがこれ一つでわかります。

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