※そもそも定期観光バスって何?という方は、こちらの記事をどうぞ
定期観光バスとは、道路運送法で言うところの「路線定期運行」を行う観光バスのこと。簡単に言うと路線バスの一種なので、コースや時刻、運行回数などは全てバス会社が運輸局に届出を行っていて、乗客が1名でも運行します。 こんなバス、[…]
初夏から夏にかけての季節にイチ推しのコースをご紹介!
2022年5月某日、晴天・夏日のお出かけ日和に乗車してきました。
コース行程
:個人的・したいことリスト
9:10 札幌駅前バスターミナル発
アップルパイを食べる!
“義経伝説”の神威岩を岬の先から見る!
カモメの餌やりを体験!
お気に入りの相棒(お酒)を見つける!
18:40 札幌駅前バスターミナル着
受付から乗車まで
前回の記事(こちら)のとおり、係員の方に案内いただき、いざ乗車!
- 豆知識
現在、定期観光バスの運行で使われている赤いバス10台には、すべて別のラッピングが施されています。
全種類見ることができたあなたは定観マスター!
道の駅スペースアップル余市
こちらはトイレ休憩と道の駅などでの買い物タイムです。
さっそくお目当てのアップルパイ(330円)を購入して、いただきます!
爽やかな酸味と甘みが口いっぱいに広がって、とても美味しいです。
ホカホカのサクサクなので、私のように食事の時によく物をこぼす大人とお子様は注意。
島武意海岸
トンネルを抜けると、眼前に広がる絶景に感動!
写真2枚目に写っているように海岸近くまで下りていくこともできますが、今回は上からの眺めを。
トンネル内はとても暗いですが、足元は凸凹や段差などなく、とても歩きやすかったです。
キツネとの遭遇
また、バス移動の道中ではキツネが道路脇の草むらから顔を出しているのをガイドさんが発見!そしてバスは減速。
私の席からは反対側だったこともあり、写真を撮ることはできなかったのですが、そんな出会いをしっかり楽しめるのもバス旅の魅力ですね!
写真がない代わりに、私が最近毎日見ているキツネに関する動画を貼っておきます。(中毒性高め)
余別 浜寿司
お楽しみの昼食は、浜寿司さんでいただく海鮮丼です。
こんなに豪華で良いのでしょうか…
新鮮な海の幸はもちろんおいしくて、とても幸せになりました。
神威岬
取材日は晴天!さぞ良い景色が見られるだろうとウキウキして向かったのですが…
強風のため、通行止め。
たしかに帽子が吹っ飛びそうなほどの強風だったので、仕方ないですね…。
源義経にまつわる伝説が残る神威岩は個人的にタイムリー※で激アツだったので、ぜひ一目見たかったのですが…!
※ちょうど取材日の数日前に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、義経(の首桶)が鎌倉へ帰ってきた回でした
※しかし菅田将暉さん演じる今回の義経は最高でしたね…!
- 神威岩の義経伝説
詳しくはこちら(積丹観光協会様HP)
それにしても、首長の娘からそこまでに恋い慕われる源義経、さすがです。
いや~残念だな~…と思ったら
見えた~!!!
女人禁制の門から少し上ったところにある展望台から見えました!良かった!
門から岬の先端までは徒歩で片道20分くらいとのことで、そこまで歩かずして姿を見られたので良かったです 次回来た時には先端まで歩いてぜひ間近で見たいと思います。
お天気はパーフェクトだったので、絵に描いたような積丹ブルーを臨むことができました。
エメラルドグリーンの混じる透明な海面が日に照らされキラキラ輝いていて、もう目が釘付けです。
定番のしゃこたんブルーソフトクリーム(400円・券売機で食券を買います)も食べました。
ミント味とのことですが、主張控えめなミント感なので、ミントが苦手な方も大丈夫そうな気がします。
バニラとミントのミックスを食べた私はミントを感じなかったよ…
美国 積丹水中展望船
こちらはオプションで乗船することができます。
通常は1,600円ですが、定期観光バス利用者は1,300円の特別価格。
団体料金よりもお安い!これはうれしいですね!
この船では、展望室の窓から海底を覗けたり…
カモメに餌をやることができたり…
海から臨む、大迫力の岩肌を見ることができたりします。
カモメの餌やりは運次第
今日は天気が良いので、たくさんのカモメたちが寄ってくるはず!
が…
来ない!
全然いない!
いや、ちょっと来る!
実は取材日はカモメの大好物(魚)が良い具合に集まっていたらしく、人間からの餌(パンの耳)には目もくれず、必死に海面をつついていました…。
しかしこれが健全な生態系の姿なので、良しとします!
\小樽の「青の洞窟」クルーズにも注目♪/
小樽の新たな観光スポットとして人気の「青の洞窟」。「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定された小樽北部の海岸線にある、自然が生み出した神秘的な洞窟です。 kato 洞窟の外から光が差し込み、水面が深い青に輝く様子は感動的! […]
田中酒造 亀甲蔵
こちらでは通年酒造りを行っている工場の見学と、試飲を楽しむことができます!
敷地内には天狗山の湧き水を引いた井戸が。ペットボトルなどがあれば持ち帰れます。
日本酒のほかにも、梅酒やヨーグルト酒、みりんも試飲できました。
お酒が飲めない方には甘酒と黒豆茶も頂けるようです。
試飲コーナーの11種類中6種類を試飲させていただき(飲みすぎ?)、お持ち帰り選手権に見事勝利したのは…
こちらの蜜音(みつね)!
「はちみつりんご梅酒」の名前の通り、はちみつのまろやかな甘みとりんごの爽やかな酸味が感じられて、私の好きなものてんこ盛りの梅酒でございました。
自分で飲む前に実家へプレゼントしてしまったので、また買いに行こうと思います。
まとめ
今回は本当にお天気に恵まれ、楽しい旅になりました。
1日の中に積丹の魅力をぎゅぎゅっと詰め込んだ、盛りだくさんのコースです。
行ったことのある方も、バスで行くとまた違った魅力に気づくはず。
そんな定期観光バス、ぜひご利用ください!
\ご予約はこちらから!/
ちなみに今回のバスは、ニセコアンヌプリ国際スキー場のラッピングでした。
※当記事の内容は2023年4月12日時点の情報です。