「聖地巡礼」って、なに?
突然ですが、「聖地巡礼」って言葉、聞いたことがありますか?
それにしても、この絵はちょっと怖い…
もう一つの「聖地巡礼」
さらに、もう一つの意味も。
”転じて、映画・小説・マンガ・アニメや、バイク・鉄道・著名人などに縁の深い場所を聖地と称し、それらの愛好者が訪れることを指す”
(コトバンク. https://onl.sc/3XjnK1E, 参照)
…とも書いてあります。
涙の意味はとてもよくわかるよ!
現代日本では、後者の意味で使われることが多いかもしれません。
北海道でも映画やテレビドラマのロケ地、アニメの舞台となった場所はたくさんあり、いずれも“聖地巡礼“と称しファンが訪れる人気観光地になっています。
中でも、テレビドラマ『北の国から』で有名になった富良野市はその代表格ですね。
今にも五郎さんがひょっこり現れそうな雰囲気。
バスターミナルが映画のロケ地に
皆さんが普段何気なく訪れている札幌のある場所も、実は有名な映画のロケ地だったことをご存知ですか?
その映画とは、北海道のスーパースター・大泉洋さん主演の『探偵はBARにいる3』。
そして、ロケ地となったのがこちら!(デデン!)
中央バス札幌ターミナル!
※「大通バスセンター」とは違いますのでご注意を
札幌市中央区大通東1丁目にある、市内線バスや都市間高速バスののりばが集まるターミナルです。
\都市間高速バスについての記事はこちら/
夏の富良野へ、さぁ行こう! ドラマ『北の国から』の舞台となった富良野といえば、ラベンダー畑が有名ですよね! 6月下旬~7月下旬にかけて見頃となっており、見に行くなら今でしょということで、バスで富良野に行ってきま[…]
作中で”探偵”が飲んでたバーボンソーダ、僕も大人になったら飲みたいな。
(※画像はイメージ)
※犬にアルコールは厳禁です
まずはヒロインの重要シーン
この札幌ターミナルは、クライマックス手前の重要なシーンの舞台となっています。
まずは建物内のシーン。
本作のヒロイン・岬マリを演じた北川景子さんのシーンが、札幌ターミナルの待合室内で撮影されました。
岬マリ(北川景子さん)は自分が所属していたモデル事務所のバックにいた暴力団組織から覚せい剤を奪い、札幌ターミナルのコインロッカーに隠していた。それは、マリが過去に入院していた先で出会った少女にお金を渡すための資金源にするためだった。マリが見つめている手元のお守りの中には、コインロッカーの鍵が入っている。マリは意を決したように立ち上がり、お守りから取り出した鍵を使い、覚せい剤の入ったカバンを持ち出して、バスターミナルの外で待つ探偵のもとへと足早に向かう。探偵にボディガードを依頼し、覚せい剤を奪った組織と取引するために、サッポロファクトリーへ向かうのだった。
実はこのロケの時、筆者は遠くからその様子をこっそり見ていました。
北川景子さんはとても綺麗で、顔も小さく、そしてやはり他とは違うオーラが出ていたのをよく覚えています。
※余談ですが、知り合いのタクシードライバーが北川さんを乗せた際、とても気さくで感じの良い方だったとのこと。
撮影当時と比べて座席のレイアウトが多少変わっていたり、”ソーシャルディスタンス”のお知らせがあったりと変化はありますが、同じアングルで北川景子さんになりきって写真を撮るのもおすすめです。
なりきり撮影の時は、他のお客様の迷惑にならないように気を付けてくださいね。
つづいて探偵コンビの重要シーン
今度は札幌ターミナルの外で撮影された一コマ。
マリの到着を待つ探偵(大泉洋さん)と相棒・高田(松田龍平さん)。探偵は高田に唐突にクビを言い渡した。探偵は高田が酪農の勉強のため海外留学を控えていることを知り、これから向かう危険な場所へ行かせるわけにはいかないとしての配慮だったのだ。
映画では雪景色ですが、アングルはピッタリ!
このシーンは、先ほどの待合室シーンの続き。
探偵(大泉洋さん)とその相棒・高田(松田龍平さん)が、岬マリ(北川景子さん)が来るのを待っているところです。結構長めのシーンでした。
ところで、”探偵”に扮した大泉さんを観ていると、ルパン三世に見えてくるのは私だけでしょうか?
それくらい、悔しいけど格好いい大泉さんが観られます。
ここでもなりきり撮影ができちゃうね。
札幌市内には他にもロケ地がたくさん
この映画『探偵はBARにいる3』は、札幌市の全面協力のもとで撮影され、ススキノ地区を中心に札幌らしい映像がふんだんに使われています。
クライマックスには札幌市民2,000名がエキストラとして参加するほどの協力体制だったそうです。
\詳しくは札幌市のページへ/
聖地巡礼(ロケ地巡り)にはバスと徒歩がおすすめ
今回ご紹介した中央バス札幌ターミナルは、道内各地域からは、都市間高速バスに乗って『時計台前』バス停を降車し、歩いてすぐのところにあります。
また、多くのシーンが撮影されたススキノ地区へはそこから徒歩で行くことができます。
ぜひ「聖地巡礼」してみてください!
エピローグ
(・・・痛たたたた…食べ物の恨みは恐ろしい・・・)
や、やぁ! まるくん。今回は一人で頑張ったんだね。Good job !
あ、ダディ。
ダディがケガしてるようなので、一人で頑張りましたよ。
まる ダディ、ダディ!今回はどこに連れてってくれるの?? ダディ ヤア!今日も元気いっぱいだね。今日はね、『蝦夷富士』と呼ばれる北海道の有名な山を見に行くよ。 まる エ・ゾ・フ・ジ?なにそれ?・・・それって美味しいの? […]
そ、そうか。よくやったね。
ロケ地は他にもまだまだあるから、今後も紹介していこうね。
そうですね。アニメの聖地紹介なんかもいいかな。
ということで、次回もお楽しみに!
※当記事の内容は、2022年8月5日時点の情報です。