ニセコアンヌプリで星々を観賞☆「ニセコ星空ピクニック」に行ってみた！

スキーリゾートとして世界的に有名な名峰・ニセコアンヌプリ。
そんなニセコアンヌプリで、星空を観賞できるプログラムがあるのをご存じでしょうか？（※2023年は開催終了）
澄んだ夜空から降り注ぐ星々やニセコの夜景を観賞できる「ニセコアンヌプリ 星空ピクニック」、その参加レポをお届けします！

参加日はちょっと曇り模様…

星空ピクニックの舞台となるのは、ニセコアンヌプリの標高1,000m地点にある展望広場。
そこまでは麓にある「アンヌプリゴンドラ」を利用して向かいます。

イベントは19時30分から受付を開始し、20時にツアースタート。
ニセコリゾート観光協会のHPから予約したうえでアンヌプリゴンドラに集合します。

参加日はちょっぴり曇り模様で、当日もメールにて「星空をお楽しみいただけるかは微妙」と正直なアナウンスが届きました。
なお、荒天時には中止。当日や集合時にも空模様を鑑みてキャンセルを申し込むことが可能です。

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しかし山の天気は変わりやすいですし、麓で曇っていても山の上では晴れていたりすることもあるため、実際に登ってみないと分かりません…！

受付後には懐中電灯とピクニックシートを貸し出ししてくれます。
ゴンドラで登った先には明かりがないため、この懐中電灯が頼り！
また、シートを広げてごろりと横になれば、降り注ぐような星を見ることができますよ。

ツアーのガイドをしてくれる渡辺浩樹さんは「星空案内人（星のソムリエ®）」や「星空コンシェルジュ」の資格の持ち主。
いわば、ニセコで見られる星々を知り尽くした方です！
また、パルプや和紙を使うランプ「パルプアート」の作家としても活躍しています！

ゴンドラに乗って標高1,000mの展望広場へ

山頂駅までは約10分間で、夜の空中散歩が楽しめます。
ゴンドラの夜運行は星空ピクニック開催時のみのため、ニセコの夜景を眼下に真っ暗闇を進むのはなかなかレアな体験です！

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ゴンドラの速度は時速約18km。
長さ2,247m・高低差565mをぐんぐんと一直線に登っていきます。

展望広場に到着すると、周囲には明かりがないため真っ暗。星空の鑑賞には絶好の条件です。
眼下にはニセコ市街の夜景が輝き、かなたにそびえる羊蹄山も幻想的な雰囲気！

ただ、今回は山の上も生憎の曇り模様…そんな中でも渡辺さんが星の知識などを教えてくれます。
「雲が無ければ、今の季節のこの時間帯にはここから真っすぐの場所にデネブとベガ、アルタイルを結んでできる夏の大三角形を見つけることができます」とレーザーポインターで方向を示してくれたり、「宇宙には星がいくつあると言われているかご存じですか？」と参加者に質問。
星が垣間見えるまで退屈しないよう楽しませてくれます。

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ちなみに銀河にはおよそ2000億個の星が、そして宇宙には数千億個の銀河があると考えられているそう。
2000億かける数千億…　計算は諦めました。文字通り天文学的な数字です！

満天の星！とは残念ながらならず。でも条件のいい日には…

展望広場に到達してからは約2時間夜空を観察。
時折星が見える場面もあったのですが、どこを見渡しても星がそこかしこに！とは残念ながらいきませんでした。

上記は参加日にタイムラプスで撮影した展望台からの様子。（提供：ニセコアンヌプリゴンドラ）
山肌に沿って雲が流れ、隙間から時折星が顔を覗かせてくれます。これはこれでカッコいいのですが…

条件がいい時であれば夜空に天の川がくっきり！（提供：ニセコリゾート観光協会）
さそり座やはくちょう座、わし座など、夏を代表する星座もばっちり鑑賞できます。
また「都会では見えづらい星座、例えばいるか座なども見れるんですよ」と渡辺さん。

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2023年の開催は終わってしまいましたが、条件の良い日に再チャレンジしたいですね！
ちなみに、夏もいいのですが冬は特に空気が澄むため、ウィンターシーズンの星空＆夜景観賞もオススメなのだとか。
スキーを楽しみにニセコに訪れた方は、フと息をついた時に夜空をぜひ見上げてみて下さい！

イベント概要

※当記事の内容は2023年9月14日時点の情報です。