
札幌のまちを鮮やかに走る、レバンガ北海道ラッピングバス。
今年は「選手号」と「折茂社長・レバード号」の2台が札幌市内の中心部や北区、豊平区方面を運行しています。


走行にあたってはカミニシヴィレッジにて、ラッピングの側面に描かれた関野・ラモス・菊地・島谷・富永選手ら5名と、折茂社長にお披露目。
バスにも乗車し、シーズン開幕に向けてさらなる気合を入れた様子でした!
\レバンガラッピングバスの詳細はこちらもご覧ください/

ところでこのラッピングって、どんな作業を行っているのでしょうか?
あまり知る人も少ないであろう作業のウラ側へ、この機会に密着いたしました!
ラッピングを施すのは、普段走っているバス

作業の舞台となるのは、それぞれのバスが運行する営業所。
そしてラッピングは、普段からまちを走っているバスに施されます。
そのため、まずはバスの車体を丁寧に磨いたり、パーツを外していく必要があります。


掃除が終わったら、図面にあわせて絵柄が描かれたシートを仮止めです。
ここで絵柄や文字がズレたりすると、目も当てられない結果になるため、慎重に貼り付けます。


一方で、場所さえ決まればすぐに貼り付け作業へと入っていきます。
ラッピングするシートは裏側がのり面になっており、保護フィルムをはがし撫でるようにヘラを使って丁寧に気泡を抜いていきます。

一旦作業に入ってしまえば、貼り付け作業はあっという間!
ヘラを操りスイスイと車体にシートを施すと、もともと絵柄が描かれていたのではと思うほど、ピッタリと車体に馴染みます。

この際、車体に砂粒などが残っているとその部分が盛り上がったり、剥がれてしまうことも。
職人さんに「この車は普段から丁寧に洗っているようですし、綺麗だから長く使えますよ」と言われた際には、営業所の方々も普段の仕事に胸を張っていました。
ただ貼るだけじゃない! 細かい作業にも注目


平らな部分にシートを貼るだけの作業であれば、熟練の職人さんならあっという間。
ただし、バスにはさまざまなパーツや細い継ぎ目などがあります。
そこにあわせて切ったり伸ばしたり、という作業が大変!


熱風を当ててシートを伸ばし曲面を出したり、ピンセットを使って隙間を埋めたり…
間近で見ると、こんな細部まで丁寧に作業が行われていたんだ! と驚かされました!


特に、エンジンルームの通気口は網目状になっているのですが、ここもひとつひとつカッターで切り抜いていきます。
職人さんはリズミカルに作業を行っていたのですが、自分がやるとここだけで日が暮れそう!

「美は細部に宿る」という言葉の通り、徹底的で細やかな仕事がラッピングバスを支えています。近くで見る機会があれば、ぜひとも隅々まで眺めてみてください!
プロの技が光る、コーナーへのラッピング

なかでも、目に入りづらいのに特に技術が必要だというのが、車体上部の角にあたる部分。
というのも曲面にあわせて絶妙に引き伸ばし、この丸みにフィットするよう貼り付ける必要があるため。
これまでが板にラッピングをしていたとすれば、この部分はボールにラッピングを行うようなもの。少し難しさが伝わるでしょうか?

ヒートガンで熱を加え、ぴったり引き伸ばしていく…と、作業を言葉にするのは簡単ですが、実際にやるのは相当難しく、限られた職人さんにしかできないのだそう。
また、脚立を使った高所作業でもあるため、素人ではそちらにも気をとられてしまいます。

角が仕上がったら、ルーフの周囲にシートを貼り付ければ完成♪
ピッタリ貼り合わさった時は爽快感とともに、職人さんの技術に感嘆です!

作業内容を聞き、実際に見るまではこんな作業が行われているとは知りませんでした。改めて、ラッピングバスを見る際には絵柄だけでなく細部までご注目下さい!
メイキング動画もご覧ください!


こうした作業を経て、見事完成に至った2台のラッピングバス。
今回に限っては言葉と写真だけでは伝えきれないと思い、メイキング動画も作成いたしました!
タイムラプスを活用し、完成までの様子も俯瞰して見られるので、ぜひご覧ください!
さいごに…いろんな想いも乗せて、バスは走ります


ラッピングバスの制作を通じて改めて考えさせられたのは、どんな仕事にもさまざまな人が関わり、そこにプロの技術や信念が含まれているということ。

世間を見回してみると、普段の何気ないものごとにも、見えないところですごい技術が注がれているのかも。そして、そんな人々の力が、社会を支えているのかもしれません。

レバンガラッピングバスは、さまざまな想いや情熱をお客様と一緒に乗せて、今日も走ります!
※当記事の内容は2026年10月1日時点の内容です

