2023年年明けから再開した、全国旅行支援。
2022年版から色々な変更点がある中、北海道では地域クーポンの電子化もその一つ。
ちょうど2つの道内ホテルを別々の方法(公式サイト・楽天トラベル)で予約したので早速クーポン発行手続きをしてみたところ、意外と苦戦…。
後進の方たちが困ることのないよう、こちらでお伝えします。
電子クーポンの発行方法&使用方法については、STAYNAVIサイト内で説明動画が公開されています。(https://info.staynavi.direct/campaign/prefecture/hokkaido/#movie)
電子クーポンの説明動画を観たときの私
「これなら簡単そう!」
電子クーポン手続きページを訪れた後の私
「だれかたすけて」
苦戦したのは私だけかもしれませんが、念のため。
約1年前にスタートし一世を風靡した、あのHOKKAIDO LOVE!割が、「秋冬キャンペーン」となって帰ってきます! Pe やった~!早速対象のホテルを探して公式サイトから予約を… …と思っている方、ちょっとお待[…]
\2023年10月からの情報はこちら/ [sitecard subtitle=合わせて読みたい url=https://kankou.chuo-bus.co.jp/other/hokkaido-love_2023aw/ t[…]
電子クーポンの注意点は大きく3つ
北海道のHOKKAIDO LOVE!割は「STAYNAVI(ステイナビ)」というホテル検索予約サイトのシステムを使って電子クーポンを発行することになります。
色々と注意点はありますが、大きなポイントは3つ。
- どんな方法で予約しようと、事前に自分でクーポンの登録作業が必要 ※その前にSTAYNAVIの会員登録も
- 実際にクーポンを受け取れるのは、宿泊施設のチェックイン時など事業者側での手続きを経てから
- 電子クーポン化したら紙クーポンは無効になる
早速STAYNAVIへアクセス
HOKKAIDO LOVE!割 トップページ(STAYNAVI)
https://info.staynavi.direct/campaign/prefecture/hokkaido/
まず戸惑うのが、最初に記載された「重要なお知らせ」部分。
①「公式サイトで直接予約」と②「それ以外」で別々に登録方法が記載されています。
それだけなら単純で良いのですが、気になるのは赤い点線部分。
そもそも「STAYNAVI対象の宿泊施設」とは何ぞや?
楽天トラベルで予約した方が②なのは確実だけど、公式から予約したホテルがSTAYNAVIの対象かどうか不明…
結局、私が公式から予約したホテルは「STAYNAVI対象の宿泊施設」ではありませんでした(つまり両方とも②)。 ※どうやって確認したかは後述
そして結論から言うと、①②どちらでもクーポン発行までの手順自体は同じです。
とりあえず先に進みましょう。
サイトに載っていたそれぞれの手順はこちら。
何はともあれ会員登録
私は「STAYNAVI」の存在を今回初めて知ったので、会員登録から行います。
会員登録は、メールアドレスを入力して届いたメールのURLへ行き、アカウント名とパスワードを設定するだけなので簡単です。
予約内容を入力してクーポンを登録
会員登録が済むとログイン状態になっているので、そのままクーポンの登録に進みます。
トップページのメニュー「施設選択」から「予約経路」を選択し、「宿泊施設」を検索します。
スマホで「施設選択」のボタンが画面上に見えていないのは、結構致命的では…と思いました。
スマホ画面ではメニューバーを右にスクロールすると「施設選択」が出てきます。ページ下まで行っても出てきますが指が疲れます。
予約経路は「公式サイト」「旅行代理店(ツアー)」「宿泊予約サイト(具体的に選択)」から選びます。
宿泊施設は、試しに「定山渓」と入れてみたところ、24件の施設が出てきました。この中から探します。
※画像:STAYNAVI様より引用・加工
宿泊施設を選択したら、「予約情報登録」の画面に進みます。
予約番号やプラン名を聞かれるので、予約時のメールや画面を開いておきましょう。
再度聞かれる予約経路
プラン名はコピペしましょう
あとは難しいところはありません
※画像:STAYNAVI様より引用
内容に誤りがないことを確認して「登録」ボタンを押すと、「【STAYNAVI】〇〇(宿泊施設名)クーポン本発行完了のお知らせ」というメールが届きます。
画像は楽天トラベルで予約した方のメールですが、公式で予約したホテルの方も同じ文面のものでした。
宿泊先でのチェックイン時には、印刷したクーポンかスマホ画面でクーポン番号を見せる必要があるようなので、メールのURLからマイページを確認してみます。
マイページでクーポンを確認
マイページでも、この日何度目かの不安に襲われます。
まって、クーポン番号がない…
「電子クーポンを確認する」
※画像:STAYNAVI様より引用・加工
先ほどのメールでは「クーポン本発行」と書いてありましたが、電子クーポンが表示されるのはチェックイン時ということ。
表示されないのに「発行」というのもまた不思議な感じですが、とりあえず登録手続き自体は終わったような気がします。
クーポン番号ないけどね…。
結局「STAYNAVI対象の宿泊施設」って何?
手続きした当時は意味も分からないまま進めてしまいましたが、後からよく見たら謎が解けました。
まずは「STAYNAVI」のトップページへ。
「STAYNAVI」の中のHOKKAIDO LOVE!割トップページではなく、本当の入口(?)です。
こちらのページで、例えば「定山渓」と検索してみます。
定山渓のホテルがずらっと出てきます
多くが「地域クーポン登録」アイコンだけですが…
一部ホテルには、「HOKKAIDO LOVE!割」アイコンが…!
※画像:STAYNAVI様より引用
このアイコンがついているホテルが、「STAYNAVI対象の宿泊施設」ということがわかりました。
ただ、「定山渓」で出てきた29件中、対象施設は2件。
ちなみに「旭川」では37件中6件、「小樽」では41件中2件と、あまり多くない印象です。
さらに、対象施設の公式サイト数か所を確認したところ、HOKKAIDO LOVE!割対象プランの説明には、STAYNAVIで宿泊割引の手続きをするよう記載されていました。
そのため、公式サイトから予約した際に「STAYNAVI」という単語を目にしなかった場合、その施設は対象でない可能性が高いです。断言できないのが辛いところですが…。
ホテルでチェックイン時の手続きは?
時は流れて、クーポン発行手続きをしたホテルへの宿泊日。
クーポン番号はわからないままですが、大丈夫でしょうか…。
予約したホテルはここ、芦別温泉スターライトホテル。
チェックイン時、HOKKAIDO LOVE!割を適用させるための証明書確認や書類記入を済ませます。
すると…
クーポンもらえた!
まじか…
いや、もらえたことは良かったんですが、クーポン番号が表示されないことで当日まで無駄に心配しました。
紙クーポンのQRコードをスマホで読むと、こんな画面に。
「マイページに取り込む」ボタンを押すと確認のポップアップが。
「OK」とすると、マイページで確認できるようになりました。
結局、チェックイン時の手続きは今までと同じで、電子クーポンになったからといって何か変わるということはありませんでした。
あの無駄に不安を煽る「クーポン本発行完了」のメールは何だったのか…。
電子クーポンを使う
いつもはクレジットカード以外のキャッシュレス決済とは無縁の私ですが、電子クーポンの利用は意外と簡単にできました。
お店のQRコードを読み込んで、使用金額を入力すればOKです。
画面キャプチャを残していないので、詳しくはこちらへ。
発行手続きの時の混乱に比べれば、クーポンの利用手続きは朝飯前です。
HOKKAIDO LOVE!割 地域限定クーポンの使い方(STAYNAVI)
https://info.staynavi.direct/lp/coupon_regional/#02
おわりに
後からTwitterで北海道の電子クーポンについての話題を覗いてみたところ、タイムライン上は阿鼻叫喚の様相を呈していて、苦しんでいるのは私一人じゃないんだ…と少し元気づけられました。
クーポン発行については、大真面目に説明文を読み込んだことにより、逆に混乱に陥ってしまったような気がします。
案外、とりあえずやってみる精神で進んだ方が簡単だったのでは…と思いました。
この記事内「STAYNAVI」ばっかりでゲシュタルト崩壊です
※STAYNAVIおよび電子クーポンの登録画面は、2023年1月13日当時の内容です。