観光からまち歩きまで、バスに乗ってお出かけが楽しくなるポータルサイト

【定期観光バス】「日本遺産のまち小樽まるごと満喫コース」でゆったり小樽めぐり!

北海道中央バス・定期観光バスの「日本遺産のまち小樽まるごと満喫コース」は、2025年に日本遺産に認定された小樽のまちを満喫できる名前通りのコース!
小樽天狗山からの眺望や銀行建築、おたる水族館に定番の小樽運河など、日本遺産の構成文化財と小樽名所をじっくりと巡ります!

kato

小樽運河周辺では散策時間を設けており、「堺町通り」や「手宮線跡地」といった人気スポットへ訪れることもできる自由度の高さもポイント。
ロマンとノスタルジックな雰囲気香る小樽のまちを楽しむなら、定期観光バスをぜひご利用あれ!

\運行コースの確認、予約などはこちらから/

広告

~9:05/札幌駅北口で受付&出発!

中央バスの定期観光バスが発着するのは、札幌駅北口の西側。
こちらに窓口とのりばがあるので、出発の15分前には受付などを済ませましょう。

定期観光バスは「CHUO BUS」と書かれた赤いバスで運行します。
立ち寄りスポットを楽しんだあとは、この赤色を目印にご乗車を。

kato

当コースでは道中や立ち寄りスポットの情報をガイドがご案内。
北海道を知り尽くしたガイドならではのさまざまなお話が楽しめます!

広告

10:07~11:30/最初のスポットは風光明媚な「小樽天狗山」

札幌駅を出発し、高速道路で約1時間。最初の目的地である「小樽天狗山」に到着です。
ロープウエイの車中や山頂の展望台では、小樽市街と海、そして高く広がる空を望む眺めが楽しめます。

山頂にはなでると願いごとが叶うという「鼻なで天狗さん」や、元気なシマリスたちとふれあうことができる「シマリス公園」、そのほか熱気球やジップラインといったアクティビティや、5つある展望台など見どころがそろいます!

また、山頂駅内のショップにはさまざまなグッズがずらり!
天狗山限定のおみやげやセンスの光る雑貨など、ユニークなアイテムもあるので要チェックです♪

\小樽天狗山については下記の記事を!/

関連記事

小樽市街を見下ろす小樽天狗山は小樽運河などの名所と並び、小樽のシンボル的な存在。山頂からは小樽の街並みや海原、晴れた日には積丹半島も望む見事な眺望が広がります。夜景スポットとしても有名で、藻岩山・函館山と並び「北海道三大夜景」の一[…]

オプション:麓には「ザ・グラス・スタジオ イン オタル」も

バスが停まる天狗山ロープウエイの麓には「ザ・グラス・スタジオ イン オタル」というガラス工房があります。
館内には小樽の海や渓流、雪あかりをまとった街といった情景をイメージした作品が並びます。

ショップは2階にあり、1階が工房。ショップからは作品を創りあげている姿を眺めることも。
予約制で約10~20分間の「吹きガラス体験」も行っていますよ!

kato

なお、2025年9月15日まで、ザ・グラス・スタジオ イン オタルの代表・淺原千代治氏の展覧会を市立小樽美術館で開催中!
本コース後半の自由散策時間に訪れてみては? 詳細は下記からご覧ください!

11:45~12:35/「小樽バイン」で海鮮グリルのランチを堪能

小樽天狗山で眺望を楽しんだあとは昼食タイム!
旧北海道銀行をリノベーションしたレストラン「小樽バイン」にて海鮮グリルをいただきます。

エビとホタテ、サーモンのグリル、カキとムール貝のアヒージョ、サラダとオニオンスープ、そしてバケットが食べ放題という内容!

kato

このバケットは小樽で70年以上の歴史をもつ「平野パン」が特製。特にアヒージョとの相性が抜群ですよ!

道路を挟んで向かいには「日本銀行旧小樽支店」が建ち、席によっては窓から眺めることができます。
この一帯は「北のウォール街」と呼ばれ銀行建築が立ち並ぶので、食事が済んで時間に余裕があれば外を少し歩いてみては?

12:40~13:20/「旧日本郵船小樽支店」で明治期の西洋建築の美に浸る

お腹を満たし、次は国指定の重要文化財にもなっている「旧日本郵船株式会社小樽支店」へ。
こちらは2020年7月から2025年4月まで保存修理工事を行っており、一般公開を再開したばかり!

1906(明治39)年に建てられた近代ヨーロッパ復興様式の建物で、館内1階は営業室として1954(昭和29)年まで日本郵船の業務が日々行われていました。

2階には貴賓室や会議室があり、まさに往時の小樽の繁栄を物語る豪奢な空間が広がります。
イギリスのバッキンガム宮殿にも使用された「金唐革紙(きんからかわかみ)」の壁紙や、漆喰と意匠がほどこされた天井など、細部に至るまで技能・技術が凝らされています。

kato

なお、1階では着物や浴衣の「貸衣裳体験(1着1,100円、1時間)」も受付。
和装を身に纏って館内を歩けば、明治~大正期のロマンに浸れますよ♪

また、道路を挟んだ向かいには「運河公園」があり、噴水が爽やかな風情を醸し出します。
重厚な旧日本郵船小樽支店の外観を背景にすれば、映える写真が撮れますよ!

13:30~15:10/小樽の自然をいかした「おたる水族館」へ

約250種・5,000点もの魚類や動物を飼育する「おたる水族館」。
こちらでは北海道の海にくらす生き物たちはもちろん、熱帯の生き物たちまでさまざまな工夫をこらし展示しています。

サケ・マス類やイトウ、オヒョウといった北海道の魚類や世界的にも珍しいネズミイルカの飼育展示、ふわふわと優雅に泳ぐクラゲの姿など、どの水槽も見どころ。
そんなおたる水族館ですが、夏期だけオープンする「海獣公園」はぜひ訪れてほしいポイントです!

おたる水族館は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」の中にあり、海獣公園はその環境を活用しているのが最大の特徴。
海を柵で仕切っただけのプールがあり、乗り越えて入って来た野生のトドがそのまま飼育されているという驚きのエピソードも!

時間が合えばアザラシやペンギン、トドのショーを見ることもできます。
のびのび・いきいきと暮らす海獣たちの姿をぜひご覧あれ!

オプション:徒歩10分の「小樽市鰊御殿」もおすすめです

おたる水族館から徒歩10分ほど、高島岬の上に建つ「小樽市鰊御殿」。
1958(昭和33)年に泊村から移築・復元された、ニシン漁で栄えた当時の北海道の生活と栄華を伝える北海道指定有形文化財です。

一攫千金を狙い、凍てつくような海風のなか日夜ニシン漁に勤しんだヤン衆たち。
館内には彼らが使った数々の道具が展示されており、活気と喧騒にあふれた姿をしのばせます。

また、この鰊御殿にはヤン衆とともに親方一家も住んでおり、親方の豪華な生活やヤン衆のゴザを敷いて雑魚寝する生活の対比など、往時の暮らしぶりも今に残します。

kato

また、スタッフの方に話を伺うと「鴨居が低いのですが、これはケンカで棒や刃物を使わせないためだったそうです」など説明にない小話もちらほら。
水族館から500mほど歩くのと入館料300円は別料金ですが、ぜひ訪れてほしいスポットです!

15:25~17:10/小樽運河ターミナルから自由散策

小樽コースの最後は小樽運河そばの「小樽運河ターミナル」にて下車し、約1時間40分の周辺散策です。
ちなみに、小樽運河ターミナルも旧三菱銀行小樽支店を活用した小樽市指定歴史的建造物

館内にはさまざまなアイテムを扱う「小樽バイン運河店」があり、降車時には10%割引券がもらえるので要チェックです!

運河ターミナルから徒歩3分圏内には「小樽運河」や「出抜小路」…

さらに「堺町通り」や「手宮線跡地」といった観光スポットが点在しています!
特に堺町通りには「北一硝子」や「小樽オルゴール堂」、「北菓楼小樽本館」や「ルタオ」の各店舗など定番のスポットがずらり!
あらかじめどこにどう行くか、決めておくとスムーズに巡れますよ!

~18:23/終点・札幌駅へ。小樽での下車もOK!

自由散策後は札幌へと戻りますが、本コースは小樽運河ターミナルでも降車が可能
小樽で宿泊する場合やディナーを食べるという場合は、こちらで降りる旨をガイドにお伝えください!

kato

そのほか、白い恋人パークに近い「西町北20丁目」や、「札幌市時計台」などでも下車可能。次の予定に合わせてご選択を!

さいごに…実はオトクな定期観光バス

本コースの料金大人11,000円には、小樽天狗山ロープウエイの往復料金1,800円や、おたる水族館の入館料1,800円、小樽バインでの昼食代金などが含まれています。
また、他の交通手段で本コースと同じ施設へアクセスする場合、バスやJRでの移動費やレンタカー代、駐車料金なども必要。
それらを加味すると、実は定期観光バスってオトクなのです!

kato

そしてガイドによる地域や施設の説明や、おすすめスポットの案内はプライスレス! 北海道民が参加しても楽しいバス旅、ぜひご乗車あれ!

\定期観光バスHP・本コースの予約はコチラから!/

コース概要

コース名日本遺産のまち小樽まるごと満喫コース 〜小樽運河・天狗山・おたる水族館〜
料金大人(大学生以上)11,000円、高校生10,900円、中学生9,700円、小学生以下6,400円
※昼食フリー日程の場合は大人(大学生以上)8,500円、高校生8,400円、中学生7,200円、小学生以下3,900円
予約https://teikan.chuo-bus.co.jp//course/5630
または℡0570-200-600(営業時間7:30~18:00)
※出発15分前までに窓口で受付を
※当日も出発15分前まで受付可(前日までの予約が0名の場合は運休)
所要時間札幌駅北口9:05発~18:23着予定(9時間18分)
HPhttps://teikan.chuo-bus.co.jp//course/5630(コース予約ページ)
https://teikan.chuo-bus.co.jp//(定期観光バス公式HP)

※当記事の内容は2025年8月5日現在の情報です

これさえあれば、どこへでも。

今いる場所から近いバス停の場所も、目的地までのバス路線も、バスの現在地も、すべてがこれ一つでわかります。

中央バスナビ
広告
最新情報をチェックしよう!