北海道の紅葉の名所というと、どこが思い浮かぶでしょう?
定山渓でしょうか。それとも大雪山?登別や支笏湖なども有名ですね。
景勝地はたくさんありますが、今回イチオシするのはニセコです!
自然豊かなニセコエリアには、神仙沼やニセコパノラマラインなど紅葉スポットがさまざま。
なかでも、ニセコアンヌプリゴンドラでは見ごろに合わせて紅葉ゴンドラを運行します!
2024年の運行は10/5(土)~14(祝)までの10日間。
清々しい空気と景色が楽しめる、秋の空中散歩へおでかけしてみては?
札幌発の「高速ニセコ号」でゴンドラへ直行!
札幌からニセコへは都市間高速バス「高速ニセコ号」を利用します。
発着場所は赤れんが庁舎に面した、バス停「札幌駅前(高速)」1番のりば。
1日に3便運行しており、途中小樽やニッカウヰスキーの工場がある余市でも停車。
ニセコアンヌプリにはほぼ3時間で到着です。
ニセコアンヌプリゴンドラは、冬期になるとニセコアンヌプリ国際スキー場として営業します。
そのため、バス停「アンヌプリスキー場」で降車するのが一番の最寄り。
センターハウス・ヌックアンヌプリ前に停車するので、そこから200mほど歩くとゴンドラです。
なお、名前の似た「アンヌプリスキー場入口」はゴンドラから約1kmも離れているため、こちらで降りないようにご注意を!
ゴンドラから紅葉と街並みを見下ろす
まずはふもとの受付でチケットを購入し、ゴンドラに乗車します。
山頂駅までは10分ほど。優雅な空中散歩のひと時です!
山麓駅を出発するとゴンドラはぐんぐんと進み、時速約18kmまでスピードを上昇。
だんだんと目線があがり、ニセコの街並みが眼下に広がっていきます。
山の右手側に目を向けると秋晴れのなか、羊蹄山の姿がかなたに!
そして標高があがるにつれ、黄色や紅に色づいた木々もちらほらと顔をのぞかせます。
ただ、今年は気温が高いこともあって紅葉が遅いそう。
早めに取材へ行ったこともあり、まだ緑の木々の方が多い様子でした。
12(土)~14(月)の3連休には、きっと綺麗に色づいていることでしょう!
1,000m台地から遮るもののない見晴しを堪能
山頂駅に到着して外へ出ると、真正面に羊蹄山がよりくっきりとそびえます。
そしてすがすがしい空気のなかに、時折ひんやりとした風が肌をくすぐります。
山頂はふもとより気温が低いため、この時期は羽織るものを一枚カバンに入れておくといいですよ!
階段をのぼり1,000m台地に立つと、ニセコの街並が彼方まで広がり、その先には昆布岳や幌内山などが連なります。
この日も十分晴れていましたが、より空気が澄んだ日には日本海や洞爺湖まで見渡すことも!
しばしベンチに座ったり、望遠鏡をのぞき込んだりして絶景を楽しみます。
あらかじめお弁当や飲み物を用意し、景色とともに味わうのもいいかもしれません♪
ちなみにゴンドラから羊蹄山を撮る場合、下り側が遮るものがなくオススメです。
また、窓を開けてその隙間から撮影すると、ガラスの反射もなく綺麗に写せますよ。
ただし、カメラやスマホをポロリと落とさないようにご注意を!
「レストラン ヌックアンヌプリ」で味わう真狩ハーブ豚のスパカツ
景色を楽しんだあとは、バスが停車したヌックアンヌプリでランチタイム。
2024年から夏期営業を行っており、近隣で育てられた真狩ハーブ豚のメニューがそろいます。
今回は釧路の名物料理である「スパカツ」を注文。
鉄板の上にミートソースがたっぷりとかかったスパゲティが乗り、さらにその上にどーんとトンカツが盛られるB級グルメです!
注文をしてから5分ほどで、ジュウジュウと音をたててスパカツが登場。
360度、どこからどう見てもおいしいに決まっているビジュアルです!
まずカツを味わってみると外はサクサク、中はしっとりジューシー。
カラリと揚がった衣に柔らかなハーブ豚が包まれており、豚肉ならではの豊潤なうま味とともに、さわやかな甘味も感じます。
名前の通り、飼料にハーブを加えて健康的に育てた真狩ハーブ豚。
脂が乗っているのにくどくなく、かつ肉質も抜群です!
トマトの甘味が強いミートソースは、麺ともカツとも相性ばっちり。
鉄板で麺がところどころ焼かれており、パリッとした食感も楽しいアクセントです。
粉チーズもたっぷりとつくので、途中で味変をするのもおすすめ!
次第にとろ~りと溶けて、マイルドな風味を加えてくれますよ♪
\ヌックアンヌプリについてはこちらもCHECK/
ニセコアンヌプリの麓にたつセンターハウス「ヌックアンヌプリ」。 その2階にあるレストランが6月22日より、メニューを新たにし夏期営業を行います。 広々とした店内は全200席。大きな窓からはニセコアンヌプリの山容を眺めるこ[…]
「いこいの湯宿 いろは」の紅葉と立ち寄り湯もぜひ!
ヌックアンヌプリから400mほど歩いた場所にある温泉ホテル「いこいの湯宿 いろは」。
食事を終えて足を運んでみると、こちらの木々やコキアも色づき始めていました。
そして、そのすぐ隣にあるアンヌプリ森林公園や、ニセコ蒸溜所へと続く散策路もナナカマドやモミジが色づく紅葉スポット。
ニセコで造られたジンを試飲したり、木々に囲まれた公園を散策してみてはいかがでしょう?
\ニセコ蒸溜所についてはこちらの記事で/
ニセコいこいの湯宿いろはのすぐ近くに、蒸溜所があることをご存知でしょうか?2021年にオープンした、ウイスキーとジンの蒸溜所です。一体どんなところなのでしょう?今回はニセコ蒸溜所をご紹介します。 ※2024年追記/ニセコ[…]
また、いろはの温泉は肌に潤いを与える成分「メタケイ酸」がたっぷり含まれる美肌の湯。
露天風呂も野趣たっぷりで、木々や鳥のさえずりを愛でながらくつろぐことができます。
札幌へのバスもここが始発のため、景色や食事の最後に湯浴みを楽しむルートにすると、秋のニセコを満喫して帰れますよ!
\いこいの湯宿いろはについてはこちらの記事で/
突然ですが、「メタケイ酸」ってご存知ですか?温泉に含まれている美肌成分で、温泉1kgあたり50mg以上含まれていれば美肌に効果ありと言われています。ところが、ニセコにはその約5倍もメタケイ酸が含まれている温泉が…!それがこちら!「ニセコ温[…]
スポット概要
名前 | ニセコアンヌプリ 紅葉ゴンドラ |
住所 | ニセコ町ニセコ485 ニセコアンヌプリゴンドラ |
電話番号 | 0136-58-2080 |
往復料金 | 大人(中学生以上)1,600円、子供(小学生以上)800円、未就学児無料 |
予約 | 不要 |
開催期間 | 2024年10月5日~14日 |
時間 | 9:00~16:00 |
HP | https://annupuri.info/ |
バス停 | 「アンヌプリスキー場」下車徒歩3分 |
行き方 | 【札幌駅から】「札幌駅前(高速)」から高速ニセコ号(のりば①) 【小樽駅から】「小樽駅前」から高速ニセコ号(のりば⑥) ※バス停名からのりば地図が見られます |
※当記事の内容は、2024年10月11日現在の情報です。