全国的に恐ろしい暑さが続く昨今、どのようにお過ごしでしょうか。
北海道もここ数年、30度を超える真夏日が当たり前になって今にも溶けてしまいそう…
私は寒さに強く暑さにはてきめんに弱い道産子なので、この気温にまったく適応できておらず、毎日汗だくになっています。
そんななか、小樽・銭函に絶品かき氷を提供するお店があるとの情報が。
しかも夏の2か月だけの営業するのだそう!これは行ってみるっきゃありません!
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銭函の海岸沿いにあるかき氷専門店
銭函中心部の海岸線沿いにある「KAMOME」は2013年オープンのかき氷専門店。
例年6月下旬から8月末までの2か月間のみ営業する、銭函の夏の風物詩のようなお店です。
外観をぱっと見ると普通の民家にも見えますが、かき氷専門店であることを示すように「氷」の旗がはためいています。
かき氷は5種類以上のシロップから選べるほか、好みでトッピングも楽しめるそう。
プラスチックの器と、環境に配慮したサクッと香ばしい食べられる器が選べる、というのもこだわりを感じさせます。
2024年、以前の店舗から3軒隣に移転オープン
KAMOMEは昨年まで現在の3軒隣で営業していました。が、旧店舗は老朽化により取り壊しに。
今年はオープンできないかも…と悩んでいたところ、こちらに住む方のご好意で入居が決まり、開業にこぎつけたのだそう。
カウンターやテーブル席が並ぶほか、テイクアウトをすれば海を眺めながら食べることも。
取材時には昨年ぶりに来た常連さんが「前よりずいぶん広くなったね!」と店長の小牧さんに声をかけ、笑いあっていました。
店内では銭函でつくられたお菓子などのほか、札幌の古書店「ビーバーズブックス」が出張販売。
「銭函には書店が無いので、本と出会える場を設けたいと思って」と小牧さん。
私も本を集めるのが趣味のため、その気持ち、よーくわかります…
ふわサク食感の氷と自家製シロップのハーモニー
近隣に住む方はもちろん、遠方から足繁く通うファンも多いKAMOMEのかき氷。
人気の理由はふわサク食感の氷と自家製のシロップにあります。
ふわりときめ細かくもサクっとした食感を出すためには、氷を外気に触れさせておいて温度を上げる必要があるのだそう。
その日の気温に合わせて適度に温め、食べごたえを残して削り出します。
イチゴやパイナップル、各種ベリーなどを煮詰めた自家製シロップはすっきりとした甘さ。
果肉もたっぷりと入るので、ふわサクの氷とともに果実のやわらかな食感も楽しめますよ。
注文を受けると削り氷をこんもりと盛り、シロップも惜しみなくたっぷりかけてゆきます。
4種類の定番の味のほか、「本日のかき氷」700円があったのでこちらをセレクト。
この日はコーヒー、レモン、晩柑(ばんかん)とハーブの3種類でしたが、ちょっと変わったコーヒーを注文してみました♪
かき氷とコーヒーって、どうなの?と思うかもしれませんが、札幌の名店・斎藤珈琲の豆を使ったビターなコーヒーシロップは、口中で薄雪のように溶ける氷と相性抜群。
氷を掘り進めるとコーヒーゼリーが出てくるというサプライズも!
また、隣でおいしそうに「しあわせのいちごかき氷」600円を食べていたご家族にお話を伺うと、北海道旅行の途中に立ち寄ったのだそう。
「もう7~8年、東京から北海道に来るたび通ってます。ここのかき氷を食べなきゃ帰れない」と舌鼓を打っていました。
ただのかき氷、と侮るなかれ。取材時には”おかわり”をする方もいたほど、後を引くおいしさ。潮風を感じながら清爽な一杯を楽しんでみてはいかがでしょう。
施設情報
名前 | KAMOME |
住所 | 小樽市銭函2丁目36-6 |
電話番号 | 090-1645-2074 |
営業時間 | 12:00~17:30 |
休み | 月・火曜(祝日の場合は営業) ※2024年は8月末まで営業を予定 |
HP | https://kamome-zenibako.studio.site/ https://www.instagram.com/zenibako.kamome/ |
バス停 | 「見晴」下車徒歩18分 |
行き方 | 【札幌駅から】「札幌駅前(高速)」から高速おたる号(のりば①) 【小樽駅から】「小樽駅前」から高速おたる号(のりば①・②) 【JR】JR銭函駅から徒歩5分 |
※当記事の内容は、2024年8月6日現在の情報です。