
1996年に開業した「小樽バイン」は、来年30周年を迎えます。
バイン(BINE)という店名はWINE(ワイン)の頭文字“W”を、BUS(バス)・BANK(銀行)の“B”と入れ替えたもの。
銀行建築でおいしいワインが楽しめる、北海道中央バスの直営店という特徴を表しています。

そして、BEER(ビール)がおいしい店でもあります。
小樽バインは、サッポロビールが認める数少ない『ベストオブパーフェクトクラシック』受賞店。 食・空間・サービス、すべてにこだわります!
小樽の歴史とともに歩んだ銀行建築を活用

小樽バインが建つのはJR小樽駅から10分ほど、小樽運河から徒歩4分ほどの場所。
周辺には日本銀行旧小樽支店や旧三井銀行小樽支店など銀行建築が立ち並び、「日銀通り」「北のウォール街」と呼ばれています。

小樽バインの建物も、1912(明治45)年に建てられた「旧北海道銀行本店」をリノベーションしたもの。小樽市の指定歴史的建造物にも指定されています。

店内は木を基調としており、ノスタルジックな雰囲気を漂わせます。
入口にある鉄製の扉や、当時の壁や床をそのまま残したスペースなど、銀行の名残が感じられる部分もちらほら。

この雰囲気のなかで楽しむ北海道のワインは、きっと思い出に残る味になるはず。
食事とともに、小樽の街が歩んできた歴史を味わってください!
北海道で40店舗だけ!『ベストオブパーフェクトクラシック』受賞店


小樽バインは北海道限定のビール「サッポロクラシック」を完璧に提供する「パーフェクトクラシック」認定店。
この認定は泡のクリーミーさや7:3の黄金比率、グラスの洗浄やサーバーの管理、適切な冷たさといった基準を満たしたうえ、覆面調査をクリアした店舗だけが公認されるもの。

この認定を受けているのは、2025年10月時点でわずか400店舗ほど。
さらにその中から選ばれた40店舗が、『ベストオブパーフェクトクラシック』を受賞しました!

この賞は、パーフェクトクラシック提供店の中でも特に品質や管理にこだわり、生ビールのうまさや感動を引き出している店舗に与えられるもの。
サッポロビールの象徴・星をかたどった受賞トロフィーには店名が書かれており、受賞の重みを感じさせます。レジにて展示しておりますので、ご来店の際にはぜひご覧ください!

次からは、なぜ小樽バインのサッポロクラシックが完璧なのかを見ていきます!
すみずみまでこだわるから、ビールもうまい!

おいしい生ビールを出すにあたって、まず重要なのがグラスやサーバーの管理。
徹底した洗浄はもちろん、ガス圧の適切な調整やグラス専用の冷蔵庫でキリっと冷やすなど、毎日の管理を怠らないことが大事です。

なお、パーフェクトクラシックはグラス(680円)、中ジョッキ(800円)、大ジョッキ(1,380円)の3種類を用意。
グラスで注文すると、パーフェクトクラシックのロゴが入った泡立ちのいいヴァイツェングラスでご提供します!

適切に管理されていても、注ぎ方を失敗してしまうと台無しです。
そして、パーフェクトクラシックは注ぎ方もパーフェクトでなければいけません!
まずはグラスを45度に傾け、ゆっくりとグラスの7割ほどビールを注ぎます。


次に泡だけを出し、グラスからあふれさせます。こうすることで、きめ細かい泡だけがグラスに残るのです。
そして最後に泡の上部を切り、ビールのうま味を封じ込めて仕上げです!

ちなみに、徹底的に洗浄したグラスにビールがうまく注がれていると、飲むたびグラスの内側に泡の輪ができていきます。
これは「レーシング」や「エンジェルリング」と呼ばれており、おいしさの証! 小樽バインでビールを飲む際は、グラスにも注目してください♪

小樽バインのメニューは、ワインはもちろんビールとも相性抜群。
そして素材選びや調理など、すみずみまでこだわります。

徹底してこだわるから、ビールもこだわりのものを提供。今回の『ベストオブパーフェクトクラシック』の受賞は、その姿勢が評価された証です。
パーフェクトクラシックと合わせるなら、このメニュー!

多彩なメニューをそろえる小樽バイン。
その中でもお店がおすすめする、パーフェクトクラシックと合わせてほしいメニューをご紹介!
北海道産ポテトフライ トリュフの香り

ビールといえば、やっぱりポテトフライ!
「北海道産ポテトフライ トリュフの香り」600円は甘味の強いポテトにトリュフ塩をかけて豊潤な香りをプラス。


麦芽100%のサッポロクラシックは、コクがあるのにスッキリとした味わい。
ポテトと合わせれば風味を引き立てるとともに、ビール自体の奥深さとキレが楽しめます!
北海道産ボイルソーセージ

こちらも相性ばっちりに決まっているのが「北海道産ボイルソーセージ」1,380円。
道産豚にチョリソー、バジリコ、行者ニンニクを合わせた3種類のソーセージが楽しめます。

噛むたびにうま味やジューシーな脂が染み出し、そこにグイっとビールを飲めば爽快すぎる喉ごしに感動するはず!
鮮魚のカルパッチョ

パーフェクトクラシックは魚介と合わせてもOK!
「鮮魚のカルパッチョ」1,480円はその時期に近郊であがった魚介を使っており、この時はヒラメを贅沢にお皿に盛っていました♪

オリーブオイルやジェノベーゼソースと絡めて食べれば上品な味わい。
そこにパーフェクトクラシックを飲むと、口中の魚介の余韻を麦のうま味が包み込むように受け止めてくれます!

小樽バインのメニューや店内に漂う雰囲気、スタッフのサービスは、パーフェクトクラシックの完璧な味わいをさらに引き上げてくれます。
すべてにこだわるから受賞できた『ベストオブパーフェクトクラシック』。小樽バインで、ぜひご賞味あれ。
スポット概要
| 名前 | ワイン&カフェレストラン 小樽バイン |
| 住所 | 小樽市色内1丁目8-6 |
| 電話番号 | 0134-24-2800 |
| 営業時間 | 11:30〜15:00、17:00~21:00(LO各30分前) |
| 休み | 火曜 |
| HP | https://www.otarubine.chuo-bus.co.jp/ |
| バス停 | 「本局前」下車徒歩2分、「小樽駅前」から徒歩10分 |
| 行き方 | 【小樽駅から】「小樽駅前」から9 天狗山ロープウエイ線(のりば④)、南4 山手線(のりばA)、8 おたもい線・14 梅源線・17 塩谷線(のりばI) ※バス停名からのりば地図が見られます JR小樽駅から徒歩約10分 |
※当記事の内容は2025年10月29日時点の情報です。
